フェラーリ SF70H:奇抜な形状のサンドポンツーン

近年、サイドポンツーンは、マシン後方の気流を整えるために、下部を大きくえぐられ、ダブルフロアのような効果を生むことがトレンドとなっていた。
しかし、フェラーリがSF70Hに採用した形状は、えぐるという概念を覆しており、ラジエーターへの口を後付したような印象の形状をしている。
また、サイドポンツーンの穴は正面だけなく、上部にも開けられている。このコンセプトを採用した結果か、インダクションポッドの下には第2の吸気口が設けられている。
このコンパクトなサイドポッドにラジエーターを含めた冷却系がどのように収められているのが非常に興味深い。



フェラーリ、SF70Hを発表 / 2017年F1マシン

カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ