サンタンデール サインツ退団と同時にフェラーリF1とのスポンサー契約を解消
フェラーリは、2024年F1シーズン終了後に長年のスポンサーであるスペインの銀行であるサンタンデールとの契約を解消すると発表した。

サンタンデール銀行はスペイン人ドライバーのフェルナンド・アロンソが加入した2010年に初めてフェラーリと提携し、2017年末にF1との提携を断つまで同チームのパートナーであり、以前はマクラーレンとも提携関係にあった。

しかし、同じくスペイン人ドライバーのカルロス・サインツJr.が加入した翌年の2022年にフェラーリと3年契約でスポーツ界に復帰した。

サンタンデールは、フェラーリの世界耐久選手権プログラムもサポートしており、同チームは過去2回のル・マン24時間レースで優勝している。

フェラーリとの提携期間中、サンタンデールのロゴはF1マシンに大きく表示されていたが、2025年シーズンに提携が終了すると状況は一変する。

「サンタンデールとの成功したパートナーシップが終わりを迎えるにあたり、我々の歩みの中で彼らが示してくれた献身と協力に感謝の意を表したい」とフェラーリの最高レーシング収益責任者ロレンツォ・ジョルジェッティは述べた。

「彼らは過去3年間、私たちの成果に貢献する上で重要な役割を果たしてきた」

サンタンデール・スペインの副社長フアン・マヌエル・センドヤは「我々はフェラーリとともに過去3年間に行った仕事にとても感謝している」とMarcaに語った。

サンタンデールはF1から完全に撤退する可能性はないことをほのめかした。

「スポンサーシップは顧客を引き付け、ブランドを強化する上で重要な役割を果たしており、今後数年間もこの分野での活動を継続していく」

カルロス・サインツJr.は2025年からウィリアムズに移籍する。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1スポンサー