フェラーリF1母国レースのモンツァ・サーキットにアップグレードを投入
スクーデリア・フェラーリは、F1イタリアGPにアップグレードパッケージを持ち込んでいる。

シーズン序盤は好調だったが、フェラーリは序列を落とした。スペインGPでアップグレードしたSF-24はポーパシング現象に苦しみ、マクラーレン、レッドブル、メルセデスが引き離した。

しかし、ザントフォールトではルクレールが3位に入り、チームにとって力強いレースとなり、サインツもグリッド11番手から5位に浮上するなど、 回復の兆しが見られた。

RacingNews365 は、フェラーリがモンツァで導入するアップグレードは、特にこのトラックの高速用に設計されたリアウイングを含め、並外れたものと言えるだろうと理解している。

アップグレード パッケージはさまざまなトラックで動作するように設計されており、予算上限によってチームがパーツをあまり多く作成できないことを考えると、これはチームにとって異例の決断だ。

風洞試験や CFD 試験の時間にも制限がある。

リアウィングはモンツァでしか使用できないという指摘もあるが、ルクレールとサインツがティフォシの前でプッシュできるよう、フロアとリアビームウィングもアップグレードされる予定である。チームの運勢が好転し、先行車との差を縮めることができるよう期待が寄せられている。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1イタリアGP