フェラーリF1 SF-24に新兵器「ヘイローウイングレット」
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バーレーンのサヒール・サーキットではプレシーズンテストが行われており、メルセデスの合法ワイヤー・フロントウイングやレッドブルのシャークバイト・インレットについて多くのことが語られ、書かれている。
しかし、新しいアイデアを試しているのは彼らだけではない。
これは開拓すべき小さな領域だ
テスト初日に3番手タイムを記録したフェラーリは、型破りなエンジンカバーとヘイローの小物でタイムシートの上位争いを展開したが、これは他のチームがまだ活用できていない領域だった。
エンジンカバーの鋭いフィンを指して、「フェラーリはこのデザインで実験している」とコリンズはF1TVに語った。これはエンジンカバー周辺の革新のほんの始まりに過ぎない」
「フェラーリはテレビカメラのハウジング周囲のマウントをいじっているが、ボディワークから取り出される際にマウントがわずかにねじれています。それをやっているのはフェラーリだけだ」
「そこ開発すべき小さな領域であり、「フェラーリはこの部分でかなり多くのことをやっている」
「今朝、彼らが走らせていたエアロ・レーキは、ヘイローの端に実に興味深い新しいボディワークがあるため、ボディワークの周りに造形されていた。ヘイローのリア部分のサイドに突き出ているのが見えるだろう」
「これはすべてのチームにとって本当に興味深い開発分野であり、誰もやったことがないものだ。ヘイローの後ろ側にある小さな部分が下に降りてきて、下のほうで少し曲がっていて、それがボディワークの残りの部分に溶け込んでいる」
「本当に素晴らしいデザインで、構造上の目的というよりは空気力学的なものだ。ヘイロー自体はかなり頑丈なチタン製だが、そのディテールがこのクルマのすべてを物語っている」
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フェラーリはまた、エンジンカバーのボディワークに “小さな冷却ルーバー ”を組み込んでおり、その日のうちにもうひとつ追加している。
コリンズはもうひとつ、「ボディワークの下から熱気を少し吐き出すだけの、すてきな小さな冷却口がある」と指摘した。
「去年のクルマにもあり、それを引き継いでいるが、フェラーリの細やかなデザインは本当に素晴らしい」
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ