フェラーリF1がSF-23に搭載したSダクトの合法性にライバルから厳しい目
2023年のF1シーズンはまだプレシーズンテストが開催されたばかりだが、フェラーリは2023年F1マシン『SF-23』に搭載された技術革新によってライバルたちから厳しい目を向けられていると伝えられている。

Formu1a.unoによると、FIA(国際自動車連盟)はあるパーツの合法性を明らかにするよう求められているという。

問題のパーツは、今月初めにフィオラノで発表されたSF-23に搭載されたSダクト・コンセプトだ。F1ではこのようなユニークなパーツがしばしばクローズアップされ、ライバルはレギュレーションの範囲内で活動していることを確認する。

2023年F1シーズンは、マシン後方への空気の流れを最適化するために、Sダクトのパーツが見直された。しかし、そのアイデアの複雑さとフェラーリのシャシーへの統合から、ライバルが短期間にこれをコピーすることはできないだろう。

また、昨年から導入された現行世代の技術レギュレーションに関しても、各F1チームはまだ詳細を発見している最中であり、今後も発見やFIAからの要請は続くと思われる。

フェラーリは、2019年以来初めて表彰台のトップに返り咲いた2022年のフォームをさらに強化することを目指してシーズンに入る。レッドブルとマックス・フェルスタッペンがこの年を支配する前に、序盤戦はチャンピオンシップ争いに加わっていたように見えた。

フェラーリは、スペインとアゼルバイジャンでレース勝利のチャージを止めた信頼性など、多くの問題に悩まされた。

「信頼性がなければ、この3日間をやり遂げることができず、間違ったスタートを切ることになる」とチーム代表のフレデリック・バスールは語った。

「ダイナモで必要な距離を走ったし、みんな楽観的だが、バーレーンでしかエンジン性能の現状を知ることはできない。今のところ大丈夫だ」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ