フェラーリF1代表 「問題はタイヤ戦略よりも車のパフォーマンス不足」 / F1ハンガリーGP 決勝
スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、F1ハンガリーGPで批判を集めたシャルル・ルクレールに第3スティントでハードタイヤをは履かせることを選択した理由を説明。また、問題は戦略よりも車のパフォーマンス不足にあると主張した。

シャルル・ルクレールは、F1ハンガリーGPをミディアムタイヤですたーとし、第1スティントを3位で走行していたが、最初のピットストップでチームメイトのカルロス・ササインツJr.をオーバーカットして2位に浮上。

その後、5周分のタイヤアドバンテージのあるシャルル・ルクレールは、レースリーダーのジョージ・ラッセルを追い抜いてリードを奪い、3秒の差をつけてトップに立っていた。

しかし、フェラーリは39周目の終わりにルクレールをピットインさせ、ハードタイヤを装着させた。

シャルル・ルクレールは、10番手からスタートしたタイトルライバルのマックス・フェルスタッペンに追い抜かれ、スティントが進むにつれてますますタイムを失った。結局わずか15周後にハードを捨てて3回目のピットストップとしてソフトに交換。最終的に6位でフィニッシュした。

スクーデリア・フェラーリのF1チーム代表であるマッティア・ビノットは、チームのシミュレーションによると、ハードタイヤは早い段階で温度を上げるのが難しいが、最終スティントではより良いタイヤになると予測されていたことを明らかにした。

「ハードを装着したときのシミュレーションでは、数周のウォームアップが困難になる可能性はあった」とマッティア・ビノットは説明した。

「10~11周はミディアムよりも遅かっただろう。だが、その後戻ってきてスティントの終わりよはりも速かっただろう。30周のスティントだった」

「我々はマックスからポジションを守ろうとしていた。確かにソフトにとっては長すぎただろう。スティントの最初は難しかっただろうが、最後には戻っていただろう」

レース後、シャルル・ルクレールは、ミディアムタイヤをできるだけ長く履き続けかったが、ハードタイヤに交換を支持されたと語った。3回目のストップでソフトに交換したが、前の車に追いつくことはでいなかった。

アルピーヌF1チームのフェルナンド・アロンソとエステバン・オコンを含むドライバーは、レース中の異常に涼しいコンディションでハードタイヤに苦労していた。

スクーデリア・フェラーリは、アルピーヌF1チームがハードタイヤで苦労していることを見て、フェルスタッペンをカバーするためにピットインしないことを検討したかと質問されたマッティア・ビノットは「はい、それについて話し合ったし、戦略は変えられないものではない」とコメント。

「レース中に何が起こっているかを見て、他のハードタイヤで何が起こっていたかも調べた」

「我々はあらゆることを考慮し、何が最善かを議論し、あれが我々が下した選択だった。今日の選択は間違いなく正しいものではなかった。

しかし、ビノットは、日曜日のスクーデリア・フェラーリにとってより大きな問題は、戦略よりも、車のペースが不足していることだったと強調した。

「今日、マシンは我々が期待していたようには機能していなかった。それは戦略よりも問題だった」とマッティア・ビノットはコメント。

「カルロスの戦略はハミルトンと同じだったが、うまくいかなかった」

カルロス・サインツJr.は4位でフィニッシュし、メルセデスはダブル表彰台を獲得している。

マッティア・ビノットは、ライバルに比べて車のペースが不足していたため、フェラーリは防御戦略を余儀なくされたと主張した。

「マシンのパフォーマンスは、我々がやりたいことをする自由を与えてくれず、防御を強いられた」とマッティア・ビノットは語った。

「ペースは金曜日に見たものとは異なり、今日のレースではこのようなコンディションで十分な速さがなかった。車で何かが機能しなかった」

「ハミルトンがラッセルよりも速かったように、シャルルがカルロスよりも速かったことに気付いたが、我々が見てきたように、ハミルトンの戦略はカルロスにとってもうまくいかなかった。もちろん、それがシャルルにとってうまくいったかどうかを分析する必要がある。だが、今日の最大の問題はクルマだった」

スクーデリア・フェラーリ F1 ハンガリーグランプリ

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カテゴリー: F1 / フェラーリ / F1ハンガリーGP