フェラーリ、Bスペックマシン用のディフュザーに取り組む
以前からフェラーリがBスペックマシン「F10B」に取り組んでいることは噂されていたが、イタリアのAutosprintがより多くの詳細を明らかにした。
フェラーリは、元トヨタのCFD専門家Giuseppe Azzolliniを雇用し、現在のシャシーでは搭載できない発展型ダブルディフューザーの作業に取り組んでいるという。
Giuseppe Azzolliniのディフューザー・コンセプトは、トヨタ TF110にも搭載されていたとみられている。
フェラーリは、バーレーンGPのレース前にフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサのエンジンを交換しており、冷却効率の改善が急務とみられている。
実際、フェリペ・マッサは、レース後の記者会見でエンジンがオーバーヒートしたことで、30周にわたって燃費をセーブした走行を要求されたと語っていた。
「エンジンの温度はマシンのエアロダイナミクスの結果であり、今後の暑いレースにむけて、このような問題が起きないように取り組まなければならない」とチーム代表のステファノ・ドメニカリは述べた。
カテゴリー： F1 / スクーデリア・フェラーリ
