浜島裕英 フェラーリ
フェラーリでタイヤ関連の業務を担当する浜島裕英は、今年のピレリタイヤから最大限を引き出すためにフェラーリが学ばなければならないことは多いと述べた。

フェラーリは、今年始めにブリヂストンのF1活動を率いてきた浜島裕英をヴィークル&タイヤインタラクションデベロップメント責任者として起用。

タイヤの理解が重要なものになっている今シーズン、現在フェラーリのフェルナンド・アロンソが2位に40ポイント差をつけて首位に立っている。

だが、浜島裕英はチームにはまだ学ばなければならないことがたくさんあると述べた。

「我々は、まだタイヤがどのように機能するか、どの方法がベストかを知るためにタイヤを準備するプロセスを懸命に研究しているところです」と浜島裕英はコメント。

浜島裕英は、ピレリタイヤの特性はブリヂストンとは全く異なると述べ、パフォーマンスを最大化するためにはタイヤの寿命を条件付けていくことが重要だと続けた。

「これまでの私の理解では、以前の会社のタイヤはフラットな作動領域を持っていましたが、現在のタイヤはもっとピークがあります。そのため、タイヤをきちんと準備し、ドライバー側もタイヤを最適なカタチで使えるように努力することが重要です。今後、それらの要素が非常に重要になってくると思います」

また浜島裕英は「フェルナンドがチャンピオンシップをリードしている理由はフェルナンド自身にあると思います」とフェルナンド・アロンソのタイヤ理解を称賛。

「フェラーリは、マレーシアでタイヤを非常にうまく使い、フェルナンドが勝ちました。バレンシアでも彼はタイヤの挙動を非常にうまく理解していたと思います。それが彼が非常に難しいレースで勝つことができた理由だと思います」

Hirohide Hamashima

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ