【F2】 第7戦 予選:J.ラッセルが3戦連続PP、牧野18位・福住19位
FIA F2選手権 第7戦 イギリス大会の予選がシルバーストン・サーキットで行われ、ジョージ・ラッセル(ART Grand Prix)が3戦連続となるポールポジションを獲得。牧野任祐(RUSSIAN TIME)は18番手、福住仁嶺(BWT Arden)は19番手で予選を終えた。
FIA F2選手権は後半戦に入り、第7戦はイギリス、シルバーストン・サーキットで初日を迎えた。7月6日(金)、午前11時55分から45分間のプラクティスがスタートした。
牧野任祐(RUSSIAN TIME)は、セッション開始早々から走行を開始、周回を重ねる。1分42秒007のベストタイムで13番手。福住仁嶺(BWT Arden)は、ペースが上がらず1分43秒109で20番手となった。
予選は午後4時10分から、気温27℃、路面温度51℃と温度の高いコンディションで行われた。1回目のアタックでは、コース上にストップしたマシンが出て赤旗中断となり、牧野も福住もアタックを中断せざるを得ない状況となる。セッション再開後、牧野は1分41秒689、福住は1分42秒899をマークし、1回目終了時では牧野が15番手、福住が19番手。2回目のアタックで、牧野は1分41秒493とタイムを更新するが、ギアボックスのトラブルに見舞われており、思うようなタイムを出せずポジションは18番手。福住も1分42秒081とタイムアップを果たしたが、ポジションを上げるには至らず19番手で予選を終えている。
ポールポジションを獲得したのはメルセデスの育成ドライバーであるジョージ・ラッセル。前戦でランキング首位に浮上したラッセルは3戦連続でのポール獲得となる。2番手にはアレクサンダー・アルボン(DAMS)、3番手にはアントニオ・フォコ(Charouz Racing System)が続いた。
レース1は7日(土)午後3時45分(日本時間午後11時45分)にスタート。牧野任祐は9列目から、福住仁嶺は10列目からスタートし、ポジションアップを狙う。
福住仁嶺(予選19番手)
「フリー走行は走り始めからまったくグリップがなくて、ステアリングがGP3より軽いくらいで、どうしようもない状態でした。何か根本的におかしいのか、去年ここはGP3で走って、しっかり走れていたコースでしたし、僕なりに自信はありました。それだけに今日の感触には驚いたというか。全面的に再舗装されているのに、グリップはむしろ無いし、バンピーなままだし、特に変わったとは感じません。今回がおそらく、チームメートとの違いを一番感じた週末かもしれません。予選になったら、チームも明らかにおかしいとわかったようで、チームメートとまったく同じセッティングに直したというんですね。タイヤの温め方もよくないというんで、それも変えて。でもグリップ感がないのは、相変わらずでした。問題がどこにあるか、エンジニアはわかっていると、僕は信じていますけど。エンジンの差は言っても何も変わらない。僕ができることは、チームにプッシュして現状を改善すること。そのために自分のフィーリングを、しっかり伝えることだと思うんです。これが僕のドライビングの問題だと言われたら、どうしようもないです」
カテゴリー: F1 / FIA F2
FIA F2選手権は後半戦に入り、第7戦はイギリス、シルバーストン・サーキットで初日を迎えた。7月6日(金)、午前11時55分から45分間のプラクティスがスタートした。
牧野任祐(RUSSIAN TIME)は、セッション開始早々から走行を開始、周回を重ねる。1分42秒007のベストタイムで13番手。福住仁嶺(BWT Arden)は、ペースが上がらず1分43秒109で20番手となった。
予選は午後4時10分から、気温27℃、路面温度51℃と温度の高いコンディションで行われた。1回目のアタックでは、コース上にストップしたマシンが出て赤旗中断となり、牧野も福住もアタックを中断せざるを得ない状況となる。セッション再開後、牧野は1分41秒689、福住は1分42秒899をマークし、1回目終了時では牧野が15番手、福住が19番手。2回目のアタックで、牧野は1分41秒493とタイムを更新するが、ギアボックスのトラブルに見舞われており、思うようなタイムを出せずポジションは18番手。福住も1分42秒081とタイムアップを果たしたが、ポジションを上げるには至らず19番手で予選を終えている。
ポールポジションを獲得したのはメルセデスの育成ドライバーであるジョージ・ラッセル。前戦でランキング首位に浮上したラッセルは3戦連続でのポール獲得となる。2番手にはアレクサンダー・アルボン(DAMS)、3番手にはアントニオ・フォコ(Charouz Racing System)が続いた。
レース1は7日(土)午後3時45分(日本時間午後11時45分)にスタート。牧野任祐は9列目から、福住仁嶺は10列目からスタートし、ポジションアップを狙う。
福住仁嶺(予選19番手)
「フリー走行は走り始めからまったくグリップがなくて、ステアリングがGP3より軽いくらいで、どうしようもない状態でした。何か根本的におかしいのか、去年ここはGP3で走って、しっかり走れていたコースでしたし、僕なりに自信はありました。それだけに今日の感触には驚いたというか。全面的に再舗装されているのに、グリップはむしろ無いし、バンピーなままだし、特に変わったとは感じません。今回がおそらく、チームメートとの違いを一番感じた週末かもしれません。予選になったら、チームも明らかにおかしいとわかったようで、チームメートとまったく同じセッティングに直したというんですね。タイヤの温め方もよくないというんで、それも変えて。でもグリップ感がないのは、相変わらずでした。問題がどこにあるか、エンジニアはわかっていると、僕は信じていますけど。エンジンの差は言っても何も変わらない。僕ができることは、チームにプッシュして現状を改善すること。そのために自分のフィーリングを、しっかり伝えることだと思うんです。これが僕のドライビングの問題だと言われたら、どうしようもないです」
2018年 F2 第7戦 イギリス 予選 結果
P | No | Driver | Team | Laptime |
---|---|---|---|---|
1 | 8 | ジョージ・ラッセル | ART Grand Prix | 1分39秒989 |
2 | 5 | アレクサンダー・アルボン | DAMS | 1分40秒065 |
3 | 21 | アントニ・フォコ | Charouz Racing System | 1分40秒094 |
4 | 20 | ルイス・デレトラズ | Charouz Racing System | 1分40秒190 |
5 | 18 | セルジオ・セッテ・カマラ | Carlin | 1分40秒234 |
6 | 19 | ランド・ノリス | Carlin | 1分40秒396 |
7 | 16 | アルジュン・マイニ | Trident | 1分40秒512 |
8 | 1 | アルテム・マルケロフ | RUSSIAN TIME | 1分40秒590 |
9 | 14 | ルカ・ギオット | Campos Vexatec Racing | 1分40秒707 |
10 | 11 | マキシミリアン・ギュンター | BWT Arden | 1分40秒786 |
11 | 4 | ニック・デ・フリース | PERTAMINA PREMA Theodore Racing | 1分40秒847 |
12 | 7 | ジャック・エイトケン | ART Grand Prix | 1分40秒863 |
13 | 9 | ロベルト・メルヒ | MP Motorsport | 1分40秒994 |
14 | 10 | ラルフ・ボスチャング | MP Motorsport | 1分41秒031 |
15 | 3 | ショーン・ゲラエル | PERTAMINA PREMA Theodore Racing | 1分41秒052 |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | DAMS | 1分41秒061 |
17 | 17 | サンティノ・フェルッチ | Trident | 1分41秒414 |
18 | 2 | 牧野任祐 | RUSSIAN TIME | 1分41秒493 |
19 | 12 | 福住仁嶺 | BWT Arden | 1分42秒081 |
20 | 15 | ロイ・ニッサニー | Campos Vexatec Racing | 2分18秒133 |
カテゴリー: F1 / FIA F2