フェラーリF1育成のオリバー・ベアマンがF2初ポールポジション
フェラーリF1育成のオリバー・ベアマンが、金曜日に行われたF2アゼルバイジャン大会で初ポールポジションを獲得した。

ベアマンはエンツォ・フィッティパルディ(レッドブルF1育成)を100分の1秒差で上回り、テオ・プルシェール(ザウバーF1育成)がフレデリック・ベスティ(メルセデスF1育成)を抑えて3位となった。

最終走行までポールを狙っていたデニス・ハウガー(レッドブルF1育成)は、ユアン・ダルバラ、ジャック・クロフォード(レッドブルF1育成)、ビクター・マルタンス(アルピーヌF1育成)に次ぐ5位で日曜日のレースをスタートする。ゼイン・マロニー(レッドブルF1育成)とリチャード・フェルシュホーがトップ 10 に入り。フェルシュホーは土曜日のスプリントをポールからスタートする。

F1プラクティスセッションの後、30分ほど遅れて行われた予選で、ブラッド・ベナビデスはターン1でチャロウズのマシンをバリアにぶつけ、早々に退場した。その直前にはジャック・ドゥーハン(アルピーヌF1育成)が同じコーナーでバリアに接触し、その直後にはビクター・マルタンスも接触。

赤旗中断の後、オリバー・ベアマンが序盤にペースを上げ、アイザック・ハジャーはターン5のイン側でウォールに接触し、サスペンションを損傷した。オリバー・ベアマンは序盤からペースを上げていくが、ハジャーのマシンはHitechチームによってすぐに修復され、セッションの最後の10分間を走りきることができた。

ベアマンは後半、第2コーナーの出口でバリアと接触し、ステアリングがわずかにセンターから外れてしまったが、その影響はなく、終盤の見事な走りでトップタイムを記録した。

岩佐歩夢(ホンダ/レッドブルF1育成)は、17番手だった。

17歳のベアマンは今シーズン、4人目のポールポジション獲得。バーレーンとオーストラリアで開催された2つのフィーチャー レースでは、テオ・プルシェールと岩佐歩夢がポールポジションから優勝している。



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カテゴリー: F1 / FIA F2