2026年F1“マリオカート論”にモントーヤ異論「DRS時代も同じだった」
フアン・パブロ・モントーヤが、2026年F1の追い抜きに対する批判に異論を唱えた。新F1レギュレーション下ではエネルギー使用を巡る駆け引きが話題となり、一部では“マリオカート”のようだとの声も上がっているが、モントーヤはDRS時代のオーバーテイクも同様に人工的だったと指摘している。

2026年F1中国GP後も、レギュレーションを巡る議論は続いている。

オーストラリアGPの後には緊急会合の可能性も取り沙汰されていたが、上海の週末を経てFIAとFOMは拙速な判断を避け、想定外の4月の長いインターバルまで規則変更を先送りする姿勢を取った。

中国GP後も続く2026年F1レギュレーション論争
マックス・フェルスタッペンは中国GP終了後も、2026年F1に厳しい言葉を投げかけた。

「これが好きだという人がいるなら、その人は本当のモータースポーツが何かを分かっていない。これはモータースポーツではないし、このレギュレーションは史上最悪だ。レースとは何の関係もない」

オーストラリアGPの後には、F1レギュレーションに即座に修正を加えるための、いわば緊急会合が開かれるのではないかという見方もあった。

しかし中国GP週末で起きたことを受けて、FIAとFOMは拙速な決定を下さないことを選び、想定外の4月の長い休止期間まで、必要な規則変更の判断を先送りすることにした。

モントーヤ「DRS時代の追い抜きも“作られたもの”だった」
中国では、追い抜きの面ではオーストラリアよりも明確な改善が見られた一方で、予選における課題、そしてマシンがストレートで頭打ちになるどころか、勢いを失っていくように見える“物足りなさ”は引き続き議論の的となっている。

ただ、追い抜きそのものについては、スペイン紙『AS』のコロンビア版による自身のポッドキャストで、フアン・パブロ・モントーヤが注目すべき見解を示した。

「DRSがあった時代の追い抜きも作られたものだった。でも、その時は誰も“マリオカート”だとは言わなかった」とモントーヤは語った。

「この15年間、追い抜くためにはボタンを押していた。そして今も同じように、より多くのエネルギーを得て前のドライバーに仕掛けるためにボタンを押している」

「F1の問題はコミュニケーションのレベルにある。というのも、こうしたルールの下でも、仕掛ける側のドライバーには追い抜きを準備し、実行し、さらに相手の反撃からポジションを守るだけの高い技術が必要だからだ」

「この一連のプロセスは、今もなおひとつの芸術なんだ。F1がこれをどう扱うべきかを理解し、それをもっと上手く観客に見せられるようになれば、この問題は消えていくはずだ」

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カテゴリー: F1 / F1マシン