2009年のリアウイングを装着したウィリアムズ
大幅なレギュレーション変更、特に空力面では劇的な変化が予想される2009年のF1だが、実際にマシンを目にした関係者は、その姿に「大きなショック」を受けるだろうと語る。

ルノーの来年のシングルシーターの開発に詳しい人物によると、初めて2009年仕様のF1マシンを目にした人は「非常に大きなショック」を受けるだろうという。

ルノー R29の開発に協力している技術コンサルティング会社アルトランのスペイン部門の責任者アルフォンソ・マルティネスは、来年はスリックタイヤとKERSがF1に導入されるが、最も劇的な見た目の変化は、大幅な空力学的制限によるものだと語る。

ボディワークへのフリップやウイングレットなどの追加パーツは完全に禁止され、フロントウィングは大きくなる。また、リアはウィングは、最近ウィリアムズがテストして話題にもなったが、2008年のウィングより劇的に高く小さい。

新しいボディワーク規約の影響について、マルティネスは、「このマシンを見たときのショックはかなり大きいだろう」と語った。

また彼は、この変更によってオーバーテイク増加という期待通りの効果があるかどうかはわからないとしている。

「以前よりは少ないとは言え、マシンの後ろにはかなりの乱流が残るだろう」

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カテゴリー: F1 / F1マシン