エステバン・グティエレス、フォーミュラEに参戦
エステバン・グティエレスは、4月1日に母国メキシコで開催される大会を含め、いくつかのフォーミュラEに参戦することを発表した。
ハースのF1シートを失ったエステバン・グティエレスは、F1に留まることを目指している。
しかし、マノーが破産申請したことで、F1のオプションはほぼなくなっており、少なくとも現状はフォーミュラEでキャリアを継続していくようだ。
エステバン・グティエレスは、どのチームで走るかは明らかにしていないが、ロイック・デュバルに代わって、ドラゴンに加わると考えられている。
フォーミュラEに関連したニュースでは、すでにフォーミュラEのチームと契約を結んでいたフェリペ・マッサが、F1引退を撤回してウィリアムズで走るために契約を破棄したと報じられている。
エステバン・グティエレスは公式大使としてシリーズに加わり、多くのチームと協議しながら、現在2017/18シーズンのエントリーを確実にするためのオプションなどを分析している。詳細は今後数週間でリリースされる予定。
この発表は国立宮殿の中庭で、メディア、地元の要人、アレハンドロ・アガグ、メキシコ市長が見守る中行われた。
アレハンドロ・アガグ(フォーミュラE、CEO)
「エステバンの事は彼のキャリアの初期の頃から知っています。素晴らしいドライバーで、GP3、GP2、F1で会っています。彼はこの選手権にとって大きな力になります。本当に彼を迎えることにみんなが興奮しています。特にメキシコのレースは待ちきれません。そしてこれが彼のフォーミュラEでの長いキャリアと成功のスタートになるだろうと思います。」
エステバン・グティエレス
「ここに立つ事ができてとても嬉しいです。そしてついに未来のプランを発表することができました。アレハンドロとアルベルトにとても感謝しています。お互いに昔から知り合いで、今やっとこの新しい道で一緒に仕事をすることができます。アレハンドロとの関係がありましたから、フォーミュラEはずっと見てきました。彼のプロジェクトはいつもフォローしてきましたし、フォーミュラEはそのうちの1つです。このシリーズの成長は目を見張るものがあり、電気自動車は都市の未来の交通手段です。このシリーズでどのように電気自動車が進化していくのか非常に興味深いです。今その一部になれた事に喜びを感じています」
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