エステバン・グティエレス
エステバン・グティエレスは、自身が2戦連続リタイアに終わったのに対し、ハースのチームメイトであるロマン・グロージャンが鮮烈なスタートを切ったことに嫉妬はしていないと主張する。

ロマン・グロージャンは、F1バーレーンGPでも素晴らしいパフォーマンスを発揮して5位入賞。2戦連続で“ドライバー・オブ・ザ・デー”を受賞した。

一方のエステバン・グティエレスは、開幕戦ではフェルナンド・アロンソの大クラッシュに巻き込まれ、F1バーレーンGPでは力強いリザルトにむけて戦っている最中にブレーキディスクの故障によってリタイアを強いられた。

ハースの夢のようなデビューに励まされているか、もしくは自分の状況に落胆しているかと質問されたエステバン・グティエレスは「そんな風には考えていない」とコメント。

「自分が成し遂げていることや、僕に起こった状況の方により目を向けている」

「チームがとても好調で、チームメイトが上位でフィニッシュできることをわかることはとても良いことだ」

「僕は(バーレーンで)彼の真後ろにいた。良いポジションだった。プラクティスセッションでは2台がとても接近していたし、僕たちはとてもいい戦いをしていた」

「それは良い戦いだ。両方のドライバーがプッシュできるのは良いことだ」

「一貫したフィードバックを与えられることが重要だ。それが僕たちがクルマを開発してきたやり方だからね」

エステバン・グティエレスは、信頼性問題は新規参戦チームの一部だと受け入れており、状況が変わり、自分もポイントフィニッシュができるようになると自身を持っている。

「僕は戦い続けているし、僕を止めるものは何もない。自分の仕事のやり方、物事へのアプローチ方法に変更はない。ペースがいいこと、自分にもそれができることは証明してきた。遅かれ早かれ、結果は出ると思う」

2戦を終えただけだが、現在、ロマン・グロージャンはキミ・ライコネンと同ポイントの5位に位置しており、ハースはコンストラクターズ選手権で5位につけている。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / エステバン・グティエレス / ハースF1チーム