バーニー・エクレストン
バーニー・エクレストンは、F1ドライバーによるF1の意思決定プロセスが“時代遅れ”で“構造に欠陥がある”という評価は正しいと述べた。

23日(水)、F1ドライバーの選手会GPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)は、最近のルール変更や運営について「F1の出資者、フォロワーとファンの皆様へ 」と題した公開書簡を発表した。

GPDAの書簡は、ドライバーたちが導入に反対していたにもかかわらず、F1委員会とストラテジーグループによってF1オーストラリアGPで新しい予選方式が強行実施され、大失敗に終わったことを受けての反応だ。

BBC は、バーニー・エクレストンがF1ドライバーたちに返事を送り、F1のガバナンスに構造改革が必要だという論点は正しいと同意したという。

バーニー・エクレストンは“祈る前に考える方が良い”として、改善案を持って自分のところへ来るようドライバーたちに呼び掛けている。

「この表現が正しいかどうかはわからない。諸君と常に同意することは容易ではないが、スポーツの意思決定プロセスが時代遅れで構造に問題を抱えているという主張は正しいと思う」とバーニー・エクレストンは記した。

「我々は、諸君らの述べた通り、オーナーと全投資家が立ち上がり、自らのガバナンスを再構築することについて検討するべきだろう」

「間違っていることを分析するのは簡単なことだ。考えがあるなら私のところへ来てそれを報告してはくれないだろうか。少なくとも祈るより先に考えた方が良いだろう」

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カテゴリー: F1 / バーニー・エクレストン