F1フランスGP 予選:トップ10 ドライバーコメント
2021年 F1世界選手権 第7戦 F1フランスGPの予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

1番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
「このコースはパフォーマンス的に僕らにとって得意と言える場所ではないので、ポールポジションを獲得できたことで、希望が湧くし、チームも大きく勢いがつくと思う。この結果は予想していなかったので、とてもうれしい」

「レースウイーク中、すべてがとてもうまく機能しているし、セットアップを最適にするためのハードワークの結果、今日は昨日に比べて大きな進歩を果たせた。FP3を終えて自信はあったけど、予選での自分の実力や周りのドライバーが何をしてくるかは分からなかったので、このパフォーマンスにはとても満足している。このコースはターン1までの距離が長いので、明日はいいスタートを決めなければならないし、ライバルも接近してくるはずだけど、FP2でのロングランペースはよかったと思うので、またいい戦いができると思う」

2番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「ここでファンに会えるのは素晴らしいことだし、僕たち全員とってこのような困難な時期を経て、ようやく人々が集まったのを見ると胸が熱くなる。マシンを満足できるところまで持っていくのが本当に大変な週末だった。FP1以降に僕たちが行ったすべての変更は信じられないと思う。マックスを祝福したい。彼は今日素晴らしい仕事をした。FP2のロングランのペースではレッドブル勢が僕たちよりも0.1~0.2秒速かったと思うけど、僕のマシンは今はかなり異なるものになっているので、希望を持ち続けているし、明日はやれることはすべてやるつもりだ。もちろん、2番手にいればターン1までに戦うチャンスがあるし、明日はいくつか興味深い戦略判断があるはずだ。雨が降るかもしれないし、レインマスターのすごい走りを見られるかもしれないよ! 僕たちはバトルが大好きだし、プッシュし続け、戦い続けて、全力を尽くしたい」

3番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「強力な週末を過ごせているし、数週間前よりもはるかにいい週末なのは確かだ。ポールを争えうことが期待していた。Q3での最後の走行はいい感じだったし、縮められるラップタイムはそれほど多くなかったと感じている。ここはストレートが違いを生むけど、レッドブルが勝っていたと思う。明日、勝利を目指して戦うことは間違いないし、2台のレッドブルの間に2台がいるので、戦略面で賢く挑戦できるはずだ。簡単なことは何もないけど、明日のチャレンジのための準備はできている」

4番手:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
「今日はマックスとともにフロントロー独占を狙えたはずなので、Q3のアタックでミスをしてしまい、タイムをやや失ったという点で、理想的な予選にはならなかった。セッティングの方向性は間違っておらず、マシンの感触もよかったが、ターン12で縁石に乗ってしまったために、チャンスを逃してしまった。ただ、重要なのは明日の結果だし、僕たちのレースペースは予選でのポジションよりもいいはずなので、いいレースができると思っている。メルセデスとは接戦になるので、最初からプレッシャーをかけていく。ここまでいいスタートを決められているので、明日はスタートでポジションを上げ、そこからレースをマネージし、1-2フィニッシュという結果を持って帰れればと思っている。タイヤマネジメントがカギになるはずなので、その部分でライバルを上回りたいところだけど、どちらにせよ明日はファンにとっても面白いレースになるはずだし、僕自身もとても楽しみにしている」

5番手:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「チームにとって悪い日ではなかった。土曜日に数回の波乱があった後、今日のようなクリーンな予選が出来て良かった。なんとかマシンからすべてを引き出して、このタイプのトラックで進歩を示すことができた。僕サイドでは異なるコンディションやコーナーに適応して学び続けているし、今日はどのコンパウンドでもマシンを快適に感じることができた。明日のレースに向けて良いポジションにいると思うし、すべての機会を最大限に生かしていきたい。昨日のレースペースは悪くなかったけど、メインのライバルとタイトな戦いになると予想している。クリーンな1周目と良い戦略がフランスで良い結果を出すためには不可欠になる」

6番手:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
「とてもいい一日になった。予選6番手はとてもうれしい。ここに至るまで、厳しいレースウイークだった。マシンが快適に感じられず、コンディションの変化にも少し苦しんでいた。ウイークを通じて多くのセットアップ変更を行い、予選でそれが実を結んだ。Q3の最初のアタックでラップタイムが取消となったことに気づいてがっかりしし、その後、一発で決めなければならないことは分かっていた。アドレナリンが高まり、さらにいいタイムを出すことができたので、満足している。通常のサーキットに戻ってきたこともあり、明日は興味深い展開になるはずだ。周囲のマシンと同じタイヤでスタートするので、戦略がカギになる。持てる力すべてを出しきり、ホームの観衆の前で多くのポイントを持ち帰ることができればと思う」


7番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「僕サイドはトリッキ―な予選だった。今日のマシンはフロントに関してバランス制限に合わせたドライビングという点で良い仕事ができなかった。明日はそれほど問題にならないと思うけど、自分のドライビングスタイルをどのように適応させ、レースでそれをうまく管理できるか理解することに取り組んでいく。全体的には、5番手と7番手はチームにとって良い結果だし、期待通りだ。チーム全員と良い仕事をしたカルロスを祝福したい。昨日のレースペースは悪くなかった。レースで良いポジションを狙って戦える可能性は間違いなくあるし、僕たちが全てをまとめられるかにかかっている」


8番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「タフな予選だったし、実際に望んでいたポジションではない。もう少し上位を狙っていたけど、ペースが足りなかった。前の数台はコンマ数秒先にいた。自分のラップで0.1~0.2秒短縮できたとは思うけど、1ポジション以上は上位に行けたとは思わない。今日は彼らと戦うには十分な速さがなかったけど、いくつかのことに取り組むことができて、明日は強さを取り戻せることを願っている。まだポイントを獲得する良いチャンスがあるし、それが僕たちが目指していることだ」

9番手:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「今日は満足していいと思うし、だいたい僕たちが予想していた位置だ。予選にむけてペースは良そうだったし、いくつかの例外を除けば、セッション中にほとんどのラップを最大化できたと感じている。明日は非常にタイトルになるだろうし、周りのとても速いマシンはすべて同じタイヤを履いている。とは言え、全体的にスターティングポジションには満足しなければならないと思うし、ポイントが与えられるのは明日だ。しっかりレースに備える必要がある」


10番手:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「ミディアムタイヤでQ3に進出できたのはポジティブだった。間違いなくそれが目標だった。ファイナルラップの感触は良かったし、10番手以上のペースで走れていたように感じた。もう少しグリッドの上位にいけなかったことにはちょっとがっかりしているけど、しょうがない。僕たちはまだシングルラップで追加のコンス数秒を探しているところだし、明日のレースでは何とかしたい。全体的にパフォーマンスには満足している。今は全員が速いし、タイムはとてもタイトだ。ペースを見つけられるように取り組み続けていく」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1フランスGP