新型コロナウイルスは2021年のF1ドライバーの移籍市場にも影響
新型コロナウイルスによる2020年のF1世界選手権の延期は、2021年にむけたFドライバーの契約交渉にも遅れが生じることになると元F1ドライバーのミカ・サロは指摘する。

新型コロナウイルスの危機的な状況はF1にも影響を与えており、F1は先週末に開幕戦オーストラリアGPの中止を決断。第2戦バーレーンGP、第3戦ベトナムGP、第4戦中国GPも延期を決定し、続くオランダ、スペイン、モナコも開催が疑問視されており、2020年のF1世界選手権がいつ開幕するかは不透明な状況となっている。


ミカ・サロは、それが2021年にむけたF1ドライバーの移籍市場にも影響すると語る。

「この状況は、新しいドライバーがF1に入るのを難しくするだろう」とミカ・サロは語る。

「スーパーライセンスにはポイントが必要だが、レースが行われていないため、F1に必要なポイントを獲得できない」

それはまた、通常の夏のシーズンに契約交渉がスタートする別名“シリーリーズン”にも影響を及ぼす。多くのF1ドライバーが今シーズン末でチームとの契約が失効する。

「契約を結ぶ必要があるが、意思決定の基礎となる今年のデータはない」とミカ・サロは語る。

「この期間もおそらく遅れるでしょう。昨年ほど早くはならいのは確かだろう」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー