F1チーム代表が選ぶ2019年ベストドライバーはルイス・ハミルトン
メルセデスのルイス・ハミルトンが、F1チーム代表が投票する2019年のベストドライバーに選ばれた。

毎年シーズン末の実施されるこの企画は、現役F1チーム代表9にその年の上位10名のドライバーを投票してもらうもの。投票結果は、現行のポイントシステム(25-18-15-12-10-8-6-4-2-1)に換算され、F1チーム代表がシーズンを通じて最もよい仕事をしたと思うドライバーが決定する。今年はフェラーリが不参加となり9名のチーム代表によって投票が行われた。

ルイス・ハミルトンは、今シーズン22戦中11勝を挙げて自身6度目となるF1ワールドチャンピオンを獲得。最終戦F1アブダビGPをポール・トゥ・ウィンで圧勝してシーズンを締めくくった。

今シーズンのルイス・ハミルトンは、必要なときに必要な場所でポイントを稼ぐ王者の風格を漂わせたレース展開を披露。チームメイトのバルテリ・ボッタスは、開幕戦で優勝を果たしたが、同じマシンに乗るハミルトンに匹敵することができずにランキング2位で終了。リストでは4位となった。

2位を獲得したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。フェラーリ勢を抑えてドライバーズランキング3位で終えたフェルスタッペンはF1チーム代表からも高い評価を受けた。

3位にはシャルル・ルクレールが続いた。今季最多となる7回のポールポジションを獲得したルクレールは、4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルよりもF1チーム代表に印象を与えた。

ルーキーではシーズン後半からレッドブル・ホンダのドライバーを務めたアレクサンダー・アルボンが6位となった。トロロッソに降格したピエール・ガスリーはトップ10に入っていない。また、0ポイントで終えたウィリアムズのジョージ・ラッセルがマクラーレンのランド・ノリスよりも上位なのは興味深いところだ。

F1チーム代表が選ぶトップ10ドライバー
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス) 169
2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 146
3.シャルル・ルクレール(フェラーリ) 124
4.バルテリ・ボッタス(メルセデス) 68
5.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 58
6.アレクサンダー・アルボン(レッドブル) 57
7.カルロス・サインツ(マクラーレン) 55
8.ダニエル・リカルド(ルノー) 49
9.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) 41
10.ランド・ノリス(マクラーレン) 38

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー