F1 バルセロナテスト
2019年のF1バルセロナテスト1回目が2月21日(木)に最終日を迎え、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが最速タイムをマーク。ホンダ勢はアレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)が2番手、ピエール・ガスリーが11番手でテストを終えた。

4日間の2019年最初のテストも今日が最終日。前日からようやくウィリアムズが加わり、全10台がコース上で走行を行った。

1番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
「今日はいくつか良い走行ができた。ショートランでのクルマの感触を確かめて、挙動や異なるセットアップでのパフォーマンスを評価できてよかった。今日は望んでいたほど多くの周回を重ねることができなかったえど、それもテストの一部だし、そのようなことは起こるものだ。コース上でストップして一日を締めくくることになったのは残念だけど、何位が起こったのかを調べていく」

2番手:アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
「一昨日と今日の2日間で、初めてのF1テストを楽しむことができた。午前中にトップタイムを出すことができたけど、まだテストで、ほかのチームのことは分からない。それでも今後に向けたいいサインだと思う。初日はスタート直後にスピンを喫するなどトリッキーなスタートになったが、チームのお陰でいい雰囲気の中でプログラムをこなせた。ファクトリーで分析を行うエンジニアにとって重要となるマイレージの目標を達成できたし、予定通りに進んでいるけど、クルマにはついては理解を進めているところだ。グリップが強くて慣れるのに時間がかかりったけど急速に学ぶことはできていると思う。まだ完全にリズムを掴みきってはいないけど、来週のテストを終えればレースの準備が整うと考えている」

3番手:ダニエル・リカルド(ルノー)
「クルマに乗るたびにいフィーリングはどんどん快適になってきている。午前中に計画していたほど多くのラップを端r込むことができなかったけど、それがテストだし、小さな問題をキャッチアップするためにガレージ内に留まっていた。タイムは良さそうだけど、秩序立ててラップタイムを読み取るのは不可能だ」

4番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「信頼性の点で、最初のテストウイークはとても良かった。新車で多くのマイレージを稼げたし、大きなトラブルは経験していない。今日は何度かショートランに取り組んだし、W10からパフォーマンスを引き出そうとしたときにどんな感じになるかを少しだけ確かめた。週末を通して進歩しているし、クルマは毎日感触が良くなっている。来週が楽しみだ。さらに進歩を遂げられることを願っている。チームのみんなに感謝している。素晴らしい初テストだった。2回目のテストでもっと改善するために全員が気合をいれているよ」

5番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
午前中はかなり気温が低かったので、誰にとってもタイヤは少し難しかったと思う。全般的に今日のクルマはフィーリングが良くなってきていたし、まとまってきている。でも、まだ僕たちが施した変更とデータとを分析しながら深く掘り下げていく必要がある。信頼性は本当に堅実だし、ファクトリーの全員が行ってきたすべてのハードワークが如実に表れている。でも、僕たちはプッシュし続けなければなららない。ライイバルは非常に強く見えるからね。今週はずっと天気が良かったから、プログラムを完了できたし、ファンにも会えてうれしかった。来週また戻ってくるのを楽しみにしている」

6番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「まだテストに過ぎないので、あまり多くのことを話すつもりはないけど、クルマ感触は本当にいい。多くのラップを走れたし、信頼性もあり、毎日プログラムを完了することができた。チームの進めからなど、まだ慣れなければならないことはいくつかあるけど、クルマを快適に感じている。すでに安心して運転することができている。セブ(ベッテル)も言っていたけど、新車ではないみたいだ。すでにかなり確立されたクルマのようだ。本当にドライバビリティは素晴らしいし、堅実なクルマをここに持ち込むために冬の間にチームが最高の仕事をしてくれた。バルセロナに到着してすぐ“仕事”モードに切り替えることができたし、仕事に取り組むためにできるだけ感情も忘れるようにした。結果? そういうことにはあまり焦点を当てていない。自分のことに集中しているし、ベストを尽くして、すべてのラップで改善することに取り組んでいる」

7番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「今日はテストデーではもっと多くの周回を走ったと思う。それに一貫性のある走行という点では今週で最もクリーンな日でもあったし、非常に生産的だった。今日は多くのレースシミュレーションに取り組んだし、2日間の運転で多くのことを学ぶことができたのは確かだ。一週間を通して改善を果たしているけど、まだやらなければならないことはたくさんある。全体的には良い一週間だった。冬の間、誰もがクルマを仕上げるために素晴らしい仕事をしてくれた。テストは本当にスムーズにいったと思う。このクルマの方向性について良いアイデアが得られているし、長所も弱点もあるけど、来週はそのような弱点に取り組んでいきたい」

8番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)
「クルマでまたフルに一日を過ごしてみて、今週の僕たちが果たした進歩には満足しているし、全体的にチームは学んだことにモチベーションを高めている。クルマもチームも快適に感じているし、僕たち全員亜が建設的に作業している。来週もテストがあるので、さらに進歩できるように集中して、新車についてもっと学んでいきたい。すでにコースに戻るのが楽しみにしている」

9番手:ロマン・グロージャン(ハースF1チーム)
「良い午前を過ごすことができた。予定していたプログラムのすべてを完了できた。スケジュールよりも早く終わったくらいなのでいい感じだ。クルマに問題はない。最初の数日だということを考えれば、もちろん、それは僕らが求めていたことだ。常にクルマの感触はいい。まだ試したいことはあるし、テストしたいこともある。マイレージも稼がなければならない。自分たちのポジションにはそれなりに満足している」

10番手:ケビン・マグヌッセン (ハースF1チーム)
「午後にかなり走り込めむことができて良かったし、何より重要なのはクルマの感触が良いことだ。クルマの改善しているのがわかるし、今日は両方のセッションで一貫した走りを楽しむことができた。もちろん、まだやらなければならないことはたくさんあるけど、来週またVF-19を運転するのを楽しみにしている。多くのポジティブなことが得られたし、それを土台にして2回目のテストにむけて準備していく」

11番手:ピエール・ガスリー(ハースF1チーム)
「今日はとても有意義な一日だった。ロングランやテストを行い、146周を走った。クルマの感触は全体的に非常にいい感じだ。今日はそれほど早いタイムは出なかったけど、これはあくまでテストだし、自分が今どんな項目に取り組んでいるかを理解しているので、内容には満足している。テスト1は全体を通して良くできたと思う。多くの周回を重ねることができたし、クルマや新しいエンジニアに慣れることもできた。メルボルンに向けて、今週は全員がいい仕事をしたけど、まだ来週はさらにやるべきことが沢山ある」

12番手:ランス・ストロール(レーシングポイント)
「1週間テストができたのは素晴らしいことだし、ポジティブな気分だ。今日はかなりのマイレージを稼げたし、テストプログラムの大部分を終えることができた。良いスタートを切れたと思うし、来週はここを土台にすることができる。チームに対する自信と快適さは高まっている。彼らはドライバーとして僕が必要なすべてのツールを与えてくれている。彼らはとても協力的だし、それは自分自身とクルマからベストを引き出す助けになっている。来週を楽しみにしているし、可能な限り速いクルマをメルボルンに持ち込めるようにもっと多くのセットアップ作業を進していく」

13番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「マイレージを稼いでクルマの感触をつかむことがとても重要だった。そうすれば、自分たちのポジション、限界や、来週に向けて何に取り組むべきかをより理解できる。クルマは安定しているし、感触もいいけれど、まだクルマのフルパフォーマンスを発揮できるところまでいっていない。僕たちは火曜日にまたコースに出ることにワクワクしているけど、キャチアップしなければならないので、まずは問題なく周回を重ねられるようにいクルマをできる限りベストな状態にするためにやらなければならない作業がたくさんある」

14番手:ロバート・クビサ(ウィリアムズ)
「このクルマでの初走行だったので、テストの4日目というよりも初日のような感覚だった。午前中はデータ収集とエンジニアリング部門のテストに取り組み、クルマでマイレージを稼げるように頑張った。新車で12周しかパフォーマンスランをしていなので、まだフィーリングについて話すには早すぎる。来週になればもっとはっきりするだろう。オーストラリアまであまり時間はないし、ドライバーとクルマの両方の観点でもっと多くクルマに乗る時間を過ごせた方が良かったかもしれないね。チーム内の誰も自分の仕事に取り組んでいる。開幕戦で可能な限りベストな状態に整えられるように、僕鵜も自分の仕事に集中しければならない」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー