F1 バーレーンGP 予選:トップ10ドライバーコメント
2017年 フォーミュラ1 第3戦 バーレーンGPの予選が15日(土)、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた。
ポールポジションを獲得したのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。チームメイトのルイス・ハミルトンを0.026秒上回り、F1で81戦目にして初となるポールポジションを獲得。ハミルトンの連続ポールを6で止めた。メルセデスとしてもコンシーズン初のフロントロー独占となった。
2列目にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とダニエル・リカルド(レッドブル)が並ぶ。また、ジョリオン・パーマー(ルノー)は初のQ3進出となった。
「F1で初めてのポールポジションを獲得できてと非常に嬉しい。もうこのスポーツに来て5年目のシーズンだし、何レースもかかってしまった。でも、獲ることができたし、これがたくさんのポールポジション獲得の始まりになるといいね。いい気分だ。フィンランド人が最後にポール獲得してから10年近くたっているなんて知らなかった。僕はいつもフィンランドのためにドライブしているし、母国を代表できることを誇りに思っている。ここは全てを正しくやるのが簡単なコースではない。テクニカルだし、いくつかトリッキーなコーナーがある。でも、クルマにはどんどん慣れてきているし、ラップをうまくまとめることができた。ありがたいことにポールを手に入れることができた。このクルマを僕に与えてくれたチームに心からお礼を言いたい。僕たち2人がフロントローからのスタートするのは素晴らしいことだ。今週末は夕方のコンディションに集中して、実際にクルマから最最大限のラップタイムを引き出すことができた。少しの間だけこの喜びを楽しむけど、一番の焦点は明日のレースだ。まだ夢を見るには早い。レースで最大限を引き出すことが重要だ。チームとして明日の僕たちは本当に強いはずだ」
「バルテリを心から祝福したい。彼はとても一生懸命に仕事をしているし、チームにもうまく溶け込んでいる。今日は彼の方が僕より速かったし、彼の方が良い仕事をしただけだ。彼の初ポールに敬意を示したい。僕のラップも感触は素晴らしかったけど、あと一歩届かなかった。第1セクターでタイムをかなり失ってしまった。通常は得意なセクターなので珍しいことだ。全体的には素晴らしいバトルだったし、予選はいつもこのような接戦であるべきだ。僕たちを限界まで追いやるようなね。自分の仕事には満足しているし、初のフロントロー独占はチームにとって素晴らしいことだ。フェラーリ勢に対して今日は少しマージンがあったけど、通常、レーストリムでは彼らの方がちょっと速いと思うので、明日はもっと近づいてくると思う。間違いなく接戦になるだろう。タイヤを労わるのが難しいので、1ストップか2ストップに関わらず、面白くなりそうだ。明日は素晴らしいバトルができることを期待している」
「全体的には良い一日だった。昨日はいいフィーリングがつかめなかったし、あまりにスライドが多かった。いくつかマイナーな調整を施し、今日はクルマの感触は良くなっていた。バランスにはかなり満足していた。でも、予選ではQ3での最初の走行後にギャップを見て、それほど満足できなかった。全てを試したけど、ちょっとプッシュしすぎたかもしれない。このサーキットはアンダーステアになりがちだ。今日はラップの至るところでちょっとずつ失っていたし、ストレートでは通常よりも多かったかもしれない。でも、明日はもっと近づけるはずだし、接戦になることを期待している。日曜日にむけてクルマのフィーリングはいい」
「今日はポジティブで良い一日だった。ここでは中国とそれほど変わらないと思っていたけど、1週間前よりもポールにずっと近づいているし、そう受け止めるつもりだ。2列目を獲得してフェラーリの1台より前に出られたのは嬉しいサプライズだ。すべてをまとめることができれば、2列目のチャンスはあるかもしれないと思っていたけど、僕たちはそれをやり遂げた。僕たちは学んでいるところだし、クルマから少しずつ引き出しているところだけど、うまくいっているのがわかってとても嬉しい。明日、メルセデスとフェラーリがタイヤデグラデーションに見舞われれば、ちょっとは仕掛けられるかもしれない。でも、今の目標はレースでもこのギャップを維持して、ラップ毎に0.5~1秒以内に留まって、ロングランでも予選のペースを再現することだ」
「全体的にクルマは良かったし、多くのポテンシャルがあると思っていたけど、多くの小さな理由によってそこからタイムを引き出すことができなかった。最終結果は望んでいたものとは程遠いけど、それが今日の結果だ。正しいセットアップを見つけることに苦労していた。全体的に過去数レースよりは良くはなっているけど、予選でプッシュすると、まだ望んでいるところにはきていない。明日は明日だ。グリッドポジションは理想的ではないし、レースはかなりトリッキーになるだろう。良いスタートを決め手、正しい判断をして、クルマから最大限を引き出したい」
「全体的にとてもポジティブな予選だったし、準備で躓いた最後の走行まではすべてのセッションで改善していた。前にいたフェリペ(マッサ)に絞られて、彼とのギャップを維持するために1速ギアのままでいなければならなかったし、それでタイヤが冷えてしまい、第1セクターに影響した。すぐにコンマ2秒失ってしまうのは理想的ではないし、キャッチアップしようとしたけど、タイヤがウィンドウに入っていなければそれはとても難しい。今日はペースはあったけど、重要な最後の走行でそれを発揮できなかった。でも、トラフィックがあるときはこういう時もある。僕たちは多くの小さな改善を果たしているし、全てを最適化しようとしている。それはうまくいっていると思うし、走行毎にクルマの理解をますます深めている。僕たちが近づいているのは間違いない。僕たちにとってメルセデスはまだあまりに速いけど、フェラーリにはそこまで離されていないと思う。僕たちのクルマはこのトラックでかなりうまく機能しているし、事故に巻き込まれずにクリーンなスタートを切って、レースで何ができるか見てみたい。もう少し上位は可能だったと思うけど、前回僕はさらに後方でスタートして表彰台で終えている。どんなことも可能だ」
「2010年のブラジルGPでのポールポジションに並ぶ、最高の予選ラップだった。ここはパーフェクトなラップをまとめるのがとても難しいけど、今日は最大限を引き出せたと思う。チームは週末を通して素晴らしい仕事をしてくれている。誇りに思っているし、嬉しいよ。レースに目を向ければ、予想についてはちょっと慎重だ。前戦は素晴らしい予選だったけど、レースの環境で良い仕事が取り消されてしまったからね。とにかく明日は良いイースターエッグのポイントを獲得する必要があるね」
「予選セッションと僕たちがやり遂げた仕事には満足している。最後にちょっとタイムを失っていたので、パーフェクトなポジションは7番手だったかもしれない。でも、明日のレースを本当に楽しみにしている。週末全体のクルマのパフォーマンスには満足している。新品タイヤだけでなく、古いタイヤでもね。明日はまた明日だし、全てを正しくまとめて、もっと良いポジションを獲得するために集中していく必要がある」
「今日は状況を好転させるために素晴らしい仕事をしたと思う。FP3では本当に苦しんでいた。クルマを感じ取ることができなかった。スタッフは予選にむけてセットアップで素晴らしい仕事をしてくれたし、クルマの感触はQ1での最初の走行からはるかに良くなっていた。それが効いたし、結果にとても満足している。僕たちはレースをスタートするために素晴らしい位置にいる。去年は9番手からスタートして5位でフィニッシュしているし、どんなことも可能だ。長いレースになるだろう。ここはタイヤデグラデーションが重要になってくると思う。明日どうなるか楽しみだし、9番手から何ができるか楽しみにしている」
「これまででベストな予選だ。Q3進出は初めてだし、予選の1時間をフルに走れて良かったよ。特にここまで厳しい週末になっていたのでハッピーだ。クルマからパフォーマンスを引き出そうと頑張った。エンジニアたちと一緒に懸命に作業をしてきたし、予選の前に変更を施したことでクルマがより良くなった。Q3では素晴らしい走りができなかったので、もっとうまくやれたとは思うけど、それでも明日はポイントを獲得する良いチャンスがありそうだ」
関連:【動画】 F1 バーレーンGP 予選 ハイライト
カテゴリー: F1 / F1ドライバー
ポールポジションを獲得したのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。チームメイトのルイス・ハミルトンを0.026秒上回り、F1で81戦目にして初となるポールポジションを獲得。ハミルトンの連続ポールを6で止めた。メルセデスとしてもコンシーズン初のフロントロー独占となった。
2列目にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)とダニエル・リカルド(レッドブル)が並ぶ。また、ジョリオン・パーマー(ルノー)は初のQ3進出となった。
1番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)
「F1で初めてのポールポジションを獲得できてと非常に嬉しい。もうこのスポーツに来て5年目のシーズンだし、何レースもかかってしまった。でも、獲ることができたし、これがたくさんのポールポジション獲得の始まりになるといいね。いい気分だ。フィンランド人が最後にポール獲得してから10年近くたっているなんて知らなかった。僕はいつもフィンランドのためにドライブしているし、母国を代表できることを誇りに思っている。ここは全てを正しくやるのが簡単なコースではない。テクニカルだし、いくつかトリッキーなコーナーがある。でも、クルマにはどんどん慣れてきているし、ラップをうまくまとめることができた。ありがたいことにポールを手に入れることができた。このクルマを僕に与えてくれたチームに心からお礼を言いたい。僕たち2人がフロントローからのスタートするのは素晴らしいことだ。今週末は夕方のコンディションに集中して、実際にクルマから最最大限のラップタイムを引き出すことができた。少しの間だけこの喜びを楽しむけど、一番の焦点は明日のレースだ。まだ夢を見るには早い。レースで最大限を引き出すことが重要だ。チームとして明日の僕たちは本当に強いはずだ」
2番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「バルテリを心から祝福したい。彼はとても一生懸命に仕事をしているし、チームにもうまく溶け込んでいる。今日は彼の方が僕より速かったし、彼の方が良い仕事をしただけだ。彼の初ポールに敬意を示したい。僕のラップも感触は素晴らしかったけど、あと一歩届かなかった。第1セクターでタイムをかなり失ってしまった。通常は得意なセクターなので珍しいことだ。全体的には素晴らしいバトルだったし、予選はいつもこのような接戦であるべきだ。僕たちを限界まで追いやるようなね。自分の仕事には満足しているし、初のフロントロー独占はチームにとって素晴らしいことだ。フェラーリ勢に対して今日は少しマージンがあったけど、通常、レーストリムでは彼らの方がちょっと速いと思うので、明日はもっと近づいてくると思う。間違いなく接戦になるだろう。タイヤを労わるのが難しいので、1ストップか2ストップに関わらず、面白くなりそうだ。明日は素晴らしいバトルができることを期待している」
3番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「全体的には良い一日だった。昨日はいいフィーリングがつかめなかったし、あまりにスライドが多かった。いくつかマイナーな調整を施し、今日はクルマの感触は良くなっていた。バランスにはかなり満足していた。でも、予選ではQ3での最初の走行後にギャップを見て、それほど満足できなかった。全てを試したけど、ちょっとプッシュしすぎたかもしれない。このサーキットはアンダーステアになりがちだ。今日はラップの至るところでちょっとずつ失っていたし、ストレートでは通常よりも多かったかもしれない。でも、明日はもっと近づけるはずだし、接戦になることを期待している。日曜日にむけてクルマのフィーリングはいい」
4番手:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「今日はポジティブで良い一日だった。ここでは中国とそれほど変わらないと思っていたけど、1週間前よりもポールにずっと近づいているし、そう受け止めるつもりだ。2列目を獲得してフェラーリの1台より前に出られたのは嬉しいサプライズだ。すべてをまとめることができれば、2列目のチャンスはあるかもしれないと思っていたけど、僕たちはそれをやり遂げた。僕たちは学んでいるところだし、クルマから少しずつ引き出しているところだけど、うまくいっているのがわかってとても嬉しい。明日、メルセデスとフェラーリがタイヤデグラデーションに見舞われれば、ちょっとは仕掛けられるかもしれない。でも、今の目標はレースでもこのギャップを維持して、ラップ毎に0.5~1秒以内に留まって、ロングランでも予選のペースを再現することだ」
5番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「全体的にクルマは良かったし、多くのポテンシャルがあると思っていたけど、多くの小さな理由によってそこからタイムを引き出すことができなかった。最終結果は望んでいたものとは程遠いけど、それが今日の結果だ。正しいセットアップを見つけることに苦労していた。全体的に過去数レースよりは良くはなっているけど、予選でプッシュすると、まだ望んでいるところにはきていない。明日は明日だ。グリッドポジションは理想的ではないし、レースはかなりトリッキーになるだろう。良いスタートを決め手、正しい判断をして、クルマから最大限を引き出したい」
6番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「全体的にとてもポジティブな予選だったし、準備で躓いた最後の走行まではすべてのセッションで改善していた。前にいたフェリペ(マッサ)に絞られて、彼とのギャップを維持するために1速ギアのままでいなければならなかったし、それでタイヤが冷えてしまい、第1セクターに影響した。すぐにコンマ2秒失ってしまうのは理想的ではないし、キャッチアップしようとしたけど、タイヤがウィンドウに入っていなければそれはとても難しい。今日はペースはあったけど、重要な最後の走行でそれを発揮できなかった。でも、トラフィックがあるときはこういう時もある。僕たちは多くの小さな改善を果たしているし、全てを最適化しようとしている。それはうまくいっていると思うし、走行毎にクルマの理解をますます深めている。僕たちが近づいているのは間違いない。僕たちにとってメルセデスはまだあまりに速いけど、フェラーリにはそこまで離されていないと思う。僕たちのクルマはこのトラックでかなりうまく機能しているし、事故に巻き込まれずにクリーンなスタートを切って、レースで何ができるか見てみたい。もう少し上位は可能だったと思うけど、前回僕はさらに後方でスタートして表彰台で終えている。どんなことも可能だ」
7番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)
「2010年のブラジルGPでのポールポジションに並ぶ、最高の予選ラップだった。ここはパーフェクトなラップをまとめるのがとても難しいけど、今日は最大限を引き出せたと思う。チームは週末を通して素晴らしい仕事をしてくれている。誇りに思っているし、嬉しいよ。レースに目を向ければ、予想についてはちょっと慎重だ。前戦は素晴らしい予選だったけど、レースの環境で良い仕事が取り消されてしまったからね。とにかく明日は良いイースターエッグのポイントを獲得する必要があるね」
8番手:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「予選セッションと僕たちがやり遂げた仕事には満足している。最後にちょっとタイムを失っていたので、パーフェクトなポジションは7番手だったかもしれない。でも、明日のレースを本当に楽しみにしている。週末全体のクルマのパフォーマンスには満足している。新品タイヤだけでなく、古いタイヤでもね。明日はまた明日だし、全てを正しくまとめて、もっと良いポジションを獲得するために集中していく必要がある」
9番手:ロマン・グロージャン (ハース)
「今日は状況を好転させるために素晴らしい仕事をしたと思う。FP3では本当に苦しんでいた。クルマを感じ取ることができなかった。スタッフは予選にむけてセットアップで素晴らしい仕事をしてくれたし、クルマの感触はQ1での最初の走行からはるかに良くなっていた。それが効いたし、結果にとても満足している。僕たちはレースをスタートするために素晴らしい位置にいる。去年は9番手からスタートして5位でフィニッシュしているし、どんなことも可能だ。長いレースになるだろう。ここはタイヤデグラデーションが重要になってくると思う。明日どうなるか楽しみだし、9番手から何ができるか楽しみにしている」
10番手:ジョリオン・パーマー (ルノー)
「これまででベストな予選だ。Q3進出は初めてだし、予選の1時間をフルに走れて良かったよ。特にここまで厳しい週末になっていたのでハッピーだ。クルマからパフォーマンスを引き出そうと頑張った。エンジニアたちと一緒に懸命に作業をしてきたし、予選の前に変更を施したことでクルマがより良くなった。Q3では素晴らしい走りができなかったので、もっとうまくやれたとは思うけど、それでも明日はポイントを獲得する良いチャンスがありそうだ」
関連:【動画】 F1 バーレーンGP 予選 ハイライト
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