F1 シンガポールGP 決勝
2014 FORMULA 1 SINGAPORE AIRLINES SINGAPORE GRAND PRIX

1位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「モンツァで優勝した後、ここに来て、シーズン後半をこのように競争力のあるマシンで始めることができて最高の気分だ。僕たちにはペースがあったので、ニコが先頭にいれば本当に厳しいレースになっていただろう。セーフティカーが出動するまでは、かなり順調だったけど、セーフティカーは僕にとって問題だった。ギャップを広げるために頑張って走ってしたけど、タイヤがタレ始めたので、プッシュするべきか、温存するためにペースをべきかで悩んだ。そこですぐに入ることにして、セブの後ろで戻った。でも、彼らが2ストップで古いタイヤなのはわかっていた。僕はバックストレートで仕掛け、隙間はほんのわずかだったし、どこか他のポイントを選ぶこともできたかもしれないけど、ギリギリで前に出て、その位置を守ることができた。もちろん、ニコがリタイアというのは理想的な結果ではない。僕たちはまだ信頼性の問題を解決する必要がある。でも、この最高のクルマを作るためにファクトリーの全員がやってくれた仕事は素晴らしかった。2週間後の日本に向けてプッシュを続ける必要がある」

2位:セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「ここは好きなサーキットだ。素晴らしい雰囲気だし、タフなイベントだ。良いスタートを切って、ダニエルを抜いて、それなりのレースができた。アロンソにアンダーカットされた後、戦略をちょっと工夫した。セーフティカーのタイミングは僕たちにとって最悪だったけど、何とかタイヤを持たせることができた。最後は厳しかったけどね。ルイスには抵抗しても無駄だった。彼はフレッシュタイヤだったし、僕の方はその時点でもうかなり古くなっていたのを最後まで持たせなければならなかった。それに集中していた。表彰台で冷えたシャンパンを浴びれて嬉しかったよ」

3位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「予選でメルセデスに迫ることができたで、正直、レースはもう少し速いと期待していた。第1スティントが十分に速くなかったし、他にもいくつか問題があった。ブレーキやパワーの問題が出たり出なかったりだったけど、ポイント的にはある程度稼ぐことができた。ここはホームレースにちょっと似た感覚だ。シンガポールとパースの距離は、メルボルンとパースとあまり変わらないから、西オーストラリアの人たちにとってはそう遠くない。2週間後の鈴鹿も期待できるトラックなので楽しみにしている。全部ひっくるめて手堅い週末だった」

4位:フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「後から振り返って、僕がスタートでミスをせず、セーフティカーが出動しなければ、どうなっていたか問いたくなるけど、全体的に今週末には満足している。僕たちは競争力があったし、上位勢と戦うことができたからね。セーフティカーが有利に働くこともあるけど、今日はその点に関してはやや不運だった。あの時点で僕たちは確実に2番手になるための戦略を考えていたんだ。でも、他に選択肢はなかった。ステイアウトしていたらソフトに変えるためのストップでもっとポジションを落としてしまう可能性があった。最後にパスすることはできなかったけど、フィニッシュまでコンペティティブだったという事実は僕たちの前進を表している。次の鈴鹿は本物のサーキットだ。そこで僕たちの実力がもっとはっき浮かびわかるだろう」

5位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「長いセーフティカー期間後に3ストップから2ストップに戦略を変更した。最終スティントは完全に限界までタイヤをプッシュしたけど、なんとか働かせることができた。最後の数周はグリップレベルがとても低かったけど、安心してクルマを持ち帰るために6位とのギャップを十分に広げることができた。このトラックの特性を考えると、今週末の結果として5位が僕たちの精いっぱいだったと思う。でも、もちろん、バルテリのタイヤが最後までもたなかったことはチームのことを思うとがっかりしている」

6位:ジャン・エリック・ベルニュ (トロ・ロッソ)
「素晴らしい気分だ。素晴らしいレースだったし、かなり満足している。特に2つの5秒ペナルティを考えればね。終了間際のラップは出来る限りプッシュして引き離さなければならなかったし、それを成し遂げることができた。前のドライバーたちをオーバーテイクするのは本当に楽しかったし、信じられないようなレースだった。昨日の予選ではミスをしてしまったし、許してもらうために全力と尽くすとチームに言った。なので、スタッフのためにも本当に嬉しいし、彼らが僕に優れたクルマを与えた。6位は彼らの努力へのお返しだし、僕たちはそれに相応しい。一緒に良いシーズン終了を迎えられると本当に確信しているし、いくつかアップデートも持ち込まれる日本を楽しみにしている。さらに改善できればいいね」

7位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「本当に全力を尽くしたレースだったし、終了間際のラップはとても楽しかった。今日のパフォーマンスにはとても満足しているし、最も重要なのは、直接のライバルの前でフィニッシュできたことだ。最後、僕の前のドライバーは大きなタイヤデグラデーションを抱えていたけど、それは僕ににも影響していた。前のトレインを捕えたとき、僕にもあまりグリップがなかったし、それでお互いにオーバーテイクするのはより難しい。僕たちはタイヤを完璧に管理したし、15番手からの7位は僕たちへのご褒美だ。チームにとって素晴らしい結果だ。彼らは戦略面で素晴らしい仕事をしてくれたし、ニコと僕の二人のためにとてもうまく機能した。単にポイントを獲得した以上のことだ。いかにして結果を得たかだ。あらゆることが投げかけられるけど、諦めずに、ポイントを獲得するために強くなって戻ることができた」

8位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「今日のレースは本当にイライラした。僕たちは速かったけど、望むような順位でフィニッシュできなかった。スタートは良かった。いくつか順位を上げ、全てが完璧に進んでいた。1回目のピットストップのあと、フェリペに抜かれ、その後のレースはずっとウィリアムズの後ろを走った。残念ながら、僕が近づくとリアの空力学パフォーマンスが落ちてしまったし、それに加えてタイヤデグラデーションも激しかった。直線スピードはライバルの強みだとわかっていたけど、自分のレースができなかったのは本当に残念だ。8位では満足できないけど、今週末は改善が見られたのはポジティブだ。今後、問題が起きなければ、状況は良くなると信じている」

9位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「ポイントを獲得できたのは良いことだし、チームとして成功した一日だった。ここはいつも難しいレースだ。特に戦略的な観点でね。おそらく今日はこれ以上の結果は無理だったかもしれない。セーフティカー後、ソフトタイヤで30ラップのスティントを走らなければならなかったし、前を走っていた大半のクルマと同じようにレース終盤はグリップが尽きていた。後になって考えれば、フレッシュなタイヤに交換するために再びピットインしていた方が良かったかもしれないし、そうすればさらに高い順位でフィニッシュできていたかもしれない。でも、その時の情報で決定するのは常に難しい。良いニュースは、2台揃ってポイントを獲得できたことだ」

10位:ケビン・マグヌッセン (マクラーレン)
「とてもタフなグランプリだった。レース中、クルマの何がおかしかったのかわからないけど、シートがとても熱くなって、かなり不快な状況になった。それがなければ、10位よりも良い結果を出せたと思うけど、少なくとも1ポイントは獲得することができた。無いよりはマシだ。これまでに稼いだなかで最もハードなポイントだったね」

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