ダニール・クビアト 「マシンの長所と短所を見極めるのはまだ少し難しい」 / アルファタウリ・ホンダF1 イギリスGP プレビュー
アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトが、今週末の第4戦 F1イギリスGPから続く、2020年のF1世界選手権の2回目の3連戦にむけた意気込みを語った。

今週末シルバーストンでF1イギリスGPを開催した後、同じサーキットで70周年記念GPが開催され、その後、バルセロナに移動してF1スペインGPが開催される。

「F1がカレンダーを再設定できたことはすばらしいし、オーストリアとハンガリーでまたレースをすることができてうれしかった」とダニール・クビアトはコメント。

「3戦を終えたが、マシンの長所と短所を見極めるのは、まだ少し難しい。僕はエンジニアと一緒に、すべてのサーキットで走り始めに使用可能な基本セッティングを見つけようと作業をしている。全体的にはレースペースには満足しているが、ハンガリーの予選ではマシンに満足でできなかった。ただ、その原因は理解できているので、今週末のシルバーストンではいくつか違うことを試してみて、改善できるかを確認したいと思っている。ハンガリーでの日曜日の流れには満足しているが、10番手前後のグリッドからスタートできれば、より簡単に、いいレースができたはずだ。シルバーストンでは予選でもっとパフォーマンスを発揮できるようにプッシュしていく」

「中団での戦いは、昨年と比べてもかなりの接戦だ。レーシングポイントとマクラーレンがかなり力をつけていて僕らの前にいるので、今後もこの2チームには苦しめられると思っている。ハンガリーGPのあとにはシミュレーターでのセッションができた。本当に久しぶりだったし、僕にとってもチームにとっても有益なセッションになった。エンジニアとはビデオ通話でのコミュニケーションとなり、最初は慣れなかったが、最終的にはうまくコミュニケーションを取ることができた」

「ここから、またトリプルヘッダーになる。先日の3連戦はタフではあるが、大きな問題はなかった。たくさんレースがあるのでエネルギーをマネジメントして、3つのレースをどれも同じようにフレッシュな状態で臨むことが大切だ。もちろんメカニックにとってはさらに厳しいものになっているが、少なくともヨーロッパで開催されるレースは長時間のフライトもなく、時差ボケの心配もないことはいいことだと思う」

「次は、シルバーストンでの2連戦だ。とても面白いコースで、ロングストレートのおかげでいいバトルが見られる。ここでのドライビングは楽しいし、早めにベースセットアップを見つけたい。その部分がいいレースウイークとなるかどうかのキーになる。また、シルバーストンでは、1週目と2週目で使用するタイヤコンパウンドが異なる。2週目により柔らかいタイヤを使用することになるのは大きな変化だし、フリー走行でなるべく早くタイヤの特性を理解して、マネジメントの方法を見つけなければならない」

「その後は3連戦の3戦目としてバルセロナに移動し、第6戦を迎える。ただ、8月中旬の開催ということで、ウインターテストや例年行われる5月の開催よりもかなり気温が高くなるはずだ。そのような異なるコンディションに挑むのは面白いし、楽しめると思う」

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