ダニール・クビアト
ダニール・クビアトは、2014年のトロ・ロッソのシートを母国ロシアのスポンサーによって獲得したとの見方を否定した。

「F1に入るために重要なのはパフォーマンスと結果だ。特にトロ・ロッソではね」とロシア出身のダニール・クビアトは Championat にコメント。

だが、潜在的なパートナーについて「ドアは開いている」とダニール・クビアトは認める。

「いくつか発表できるかもしれない。でも、そこからはほど遠い状態だと思う」

アントニオ・フェリックス・ダ・コスタやカルロス・サインツJr.を差し置いてのダニール・クビアトの契約は、2014年に初開催されるF1ロシアGPとの関連が憶測されている。

だが、元トロ・ロッソの共同オーナーであるゲルハルト・ベルガーは、ダニール・クビアトに才能があることは明らかだと述べた。

「彼は天才だ」とゲルハルト・ベルガーは APA通信 コメント。

「彼は最高のクルマがないにも関わらず、力強い結果をもたらした」

ゲルハルト・ベルガーは、ダニール・クビアトが、GP2やフォーミュラ・ルノー3.5といったF1への最終ステップと考えられているカテゴリーをスキップしているが、F1に対応できると考えている。

「トロ・ロッソは良い学校だ。良いドライバーであれば、常に自分でなんとかするものだ」

ダニール・クビアトは、今年GP3とF3で力強い結果によって勢いを築けたことが、チャンスを高めたと考えていると Formula1news.ru に述べた。

「レッドブルのキーパーソンの全員が、僕が2つの異なるシリーズで勝てることを確認した」とダニール・クビアトはコメント。

「僕はそれが決定に至らしめたと思っている」

その時期、有力候補だったアントニオ・フェリックス・ダ・コスタは、フォーミュラ・ルノー3.5で奮闘していた。

「今年、彼はタイトルを争わなければならなかった。でも、そうすることができなかった」とダニール・クビアトはコメント。

「僕はその反対だった。最初は簡単ではなかったけど、それにうまく対処することを学んだし。関係者全員がそこを評価してくれたんだと思う」

ダニール・クビアトは、自分がF1にとって若すぎたり、経験が足りなすぎることはないと主張する。

「僕はジュニアカテゴリーで約160レースを戦ってきたし、多くの表彰台と勝利を収めてきた」

「たしか、キミ・ライコネンは32レースでF1に入ってきたと思う。なので、まったく問題はないと思っている。ベッテルとほぼ同じ年齢でデビューしている」

レッドブルのヘルムート・マルコも、それに同意する。

「この決定に関与した全員が、ダニールが正しい候補だと述べた」



関連:トロ・ロッソ、ダニール・クビアトを2014年のドライバーに起用

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ダニール・クビアト / トロロッソ