ダニエル・ティクトゥム スーパーフォーミュラ
ダニエル・ティクトゥムは、今季にF1スーパーライセンスポイントの獲得を目指しつつも、スーパーフォーミュラに重点を置いていくと発言。また、F2にはフル参戦することはないと語った。

今月のマカオGPで2連覇を達成したダニエル・ティクトゥムは、F1参戦に必要なスーパーライセンスポイントを35点まで伸ばしたが、必要な40点にはあと5点足りない。

1月10日から2月10までニュージランドをベースに開催されるトヨタ・レーシングシリーズはチャンピオンに7点、2位に5点が与えられる。また、最終決定は来週水曜日に開催されるFIA 世界モータースポーツ評議会待ちとなるが、アジアF3ウィンターシリーズにも同じようなポイントが配分されると見込まれている。

ダニエル・ティクティムは、2019年にスーパーフォーミュラに参戦する意向を示している。

「トヨタ・レーシングシリーズとアジアF3との選択になる。どちらもスーパーフォーミュラのコミットメントと衝突しない」

「まだスーパーフォーミュラは発表も契約もしていないけど、そうなる可能性は高いと見ている。どちらも衝突しないし、両方ともポイントは同じだ」

ダニエル・ティクトゥムは、先週末のアブダビでアーデンでF2デビューを果たし、予選で14番手、レース1は11位、レース2はギアボックストラブルでリタイアを喫した。

「マカオで成功した週末を過ごした後、F1のステージに顔を見せて、走行することができたのはいいことだった」とダニエル・ティクトゥムはコメント。

「もちろん、最後のレースにはがっかりしている。良い結果を出せたと思うからね。土曜日のレースではタイヤの管理という点でミスを犯してしまった。それがなければ、トップ10でフィニッシュできていたかもしれない。そこで学んだことを実践したけど、トップ10には入れたと思う」

今季のF2マシンは、エンジン、電気系、センサー、スタート手順など多くの名前を抱えており、ダニエル・ティクトゥムもその犠牲者のひとりとなった。

「F3ではシーズンを通してリタイアは1回だけだったし、それはブレーキによるものだった。F2の初年度に問題を抱えるのは良いことではない。でも、多くの人々に起こっていたし、現時点ではクルマの信頼性に取り組む必要があると思う」

「ラップタイム、レースペースはGP3と同じだった。他の全員にそう伝えたい」

「予選では悪い走りではなかったけど、レースはタフだった。ドライバーがどれくらい走れるというのはそれほど重要ではなかった」

「でも、様々なことに適応しなければならない。もちろん、F1ではタイヤマネジメントが重要だ。デグラデーションは異なるかもしれないけど、大きな要因だし、今学ぶことは大きな利点だ」

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カテゴリー: F1 / ダニエル・ティクトゥム / スーパーフォーミュラ