F1チーム、中国GPの2つの新しい日程案を拒否…中止が現実味
F1上層部は、新型コロナウイルスが蔓延している中国でのF1開催を中止ではなく延期したいと考えているが、F1チームは提案された2つの日程を拒否したと報じられている。

上海東京は、急速に広がるコロナウイルスが抑制されるまですべてのスポーツイベントをキャンセルすることを奨励している。これは4月に開催予定の中国GPが脅威にさらされていることを意味する。

現在、F1は中国のレースプロモーターの決断を待っているが、すでに記録的な22戦のレースカレンダーが設定されているにもかかわらず、マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは延期を望んでいる。

しかし、Auto Motor und Sport は、F1チームが提案された2つのスケジュール案を拒否したと報道。それによってF1中国GPは開催自体が危ぶまれてる。

提案された日程の1つはF1ハンガリーGPの1週間後となり、つまり、夏休みが3週間ではなく、2週間に短縮されることになる。

もうひとつはブラジルGPとハンガリーGPの間の週末だが、そうなると2018年に不評だったトリプルヘッダーを復活させることになる。

同誌は、F1中国GPを中止にするという正式決定を下すには最大2週間かかると報道。その期限で決定できなければ、F1の物流面に問題を引き起こすことになる。

「物流には2つの期限がある」とロス・ブラウンはコメント。

「1つはすべての海上輸送貨物が行われる今週もしくは来週だ。だから、燃料などが海上輸送される。だが、それがシフトして送り返さなければならなくなったとしても災害ではない」

「その後、人々を物理的に配置することになる。レースの準備のために現地に行く人々にとってそれは大きな挑戦だ。それは重要な段階だ。そして、それは2~3週間後に起こります。私はそこが実際に状況がどうなっているかを言わなければならないポイントだと思っている」

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カテゴリー: F1 / F1中国GP