シャルル・ルクレール、勝利は逃すもフェラーリF1の“進歩”に希望の光
シャルル・ルクレールは、F1アゼルバイジャンGPのスプリントでレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスとマックス・フェルスタッペンを分断して2位を獲得。スクーデリア・フェラーリ陣営の大きな進歩を称えた。

ルクレールはポールポジションで17周のレースをスタートしたが、セーフティカーによる再スタートの直後にペレスに抜かれ、レッドブルのDRSによる優れたストレートスピードが再び発揮された。

しかし、ルクレールは、フェルスタッペンのレッドブルを抑えながらチェッカーフラッグを受け、スプリントの勝利を逃したという最初の失望はあったものの、この先の展開に楽観的な気持ちを抱かせる理由を与えてくれたと語る。

「マシンをいじることはできないけど、もちろんフラップなど、あちこちに手を加えることはできる」とルクレールは語った。

「でも、レッドブルがまだレースで優位に立っているということは、僕たちが考えていたことを少し裏付けてくれた」

シャルル・ルクレール, スクーデリア・フェラーリ F1 アゼルバイジャンGPルクレールはスプリントでポールを勝利に変えることができなかったが、それでもレッドブル勢に割って入った。

「でも、2レース前のレースペースがどれだけ遅れていたかを忘れてはいけない。だから、一歩前進した。まだまだ自分たちの思うようにはなっていないけど、前にも言ったように、勝利が不可能なら、とにかく最大限のポイントを取る必要がある」

「今日はすべてを出し切った。だから、2位という結果には満足しているし、明日はポールポジションから優勝を狙いたい」

ペレスとのバトル、そして、後方に下がった後もレッドブルについていけたかどうかについて、ルクレールは「チェコとはあまり戦わなかったけど、それは自分のタイヤを守りたかったからだ。ここが僕たちの弱点だとわかっていたからね」と語った。

「チェコのDRSの範囲内にとどまろうとしたし、ストレートでは彼に引っ張ってもらったけど、それだけでは不十分だった。終盤はデグラデーションが激しくなってしまった。明日は何が改善できるかを見てみよう。全力を尽くすよ」

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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ / F1アゼルバイジャンGP