シャルル・ルクレール F1ベルギーGP スプリント予選「マクラーレンが速すぎ」
シャルル・ルクレールは、2025年F1第13戦ベルギーGPのスプリント予選後、フェラーリが投入した最新のアップグレードに手応えを感じつつも、マクラーレンの圧倒的な速さに困惑したと語った。

ルクレールはスパ・フランコルシャンで行われたスプリント予選を4番手で終え、土曜日のスプリントレースでは2列目スタートとなる見込みだ。チームメイトのルイス・ハミルトンが最終シケインでのスピンにより18番手に沈んだ中で、ルクレールは上々の結果を収めた。

しかし、スプリントポールを獲得したオスカー・ピアストリ(マクラーレン)との差は、実に0.7秒と大差がついた。

フェラーリは今週末、リヤサスペンションのアップグレードを導入しており、ルクレールはその効果を実感できたというものの、予選結果には落胆を隠さなかった。

「マシンの変化は感じられた」とルクレールはスプリント予選後に語った。「でも今日のギャップは本当に大きい」

「僕たちは確実に前進できたとは思うけど、なぜかマクラーレンがいつも以上に速かった。だからすごく残念だ」

「アップグレードで求めていたものは見つけられたと思う。ただ、ギャップがこれだけ大きい予選になるとは…悔しいよ」

シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) F1 ベルギーグランプリ

フェラーリF1カー「フィーリングは改善」も、勝利は依然遠く
今季のフェラーリは、コンストラクターズ選手権でトップ4に位置しながらも、いまだ1勝も挙げられていない。今季最も勝利に近づいたのはモナコGPで、ルクレールが2位フィニッシュを果たしたレースだった。

今週末の新サスペンションについて、ハミルトンも事前に「最適化には時間がかかるだろう」と語っていたが、ルクレールもその効果はまだ限定的だと感じているようだ。

「マシンの感触自体はかなり良かった」とルクレールは述べた。「ただ、気持ちは複雑だね。マシンのフィーリングは良くなっているのに、それでも0.7秒も離されている。これは本当に大きな差だ」

「間違ったことをしているとは思っていないけど、このマシンにはもっとグリップが必要なんだ。やるべき仕事はたくさんある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ / F1ベルギーGP