フェラーリF1のシャルル・ルクレール 「ミスを引きずっても何も生まない」
フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、大きなポイントを失うことになった先週末のF1フランスGPでのクラッシュから気持ちを切り替えていると語り、「過去を引きずることに意味はない」と主張する。

シャルル・ルクレールは、F1フランスGPのトップ走行中に単独クラッシュを喫してリタイア。ライバルのマックス・フェルスタッペンが今シーズン7勝目を挙げ、ランキング2位のルクレールと首位のフェルスタッペンの差は63ポイントに拡大した。


しかし、シャルル・ルクレールは、今週末のF1ハンガリーGPにむけてすでに気持ちを切り替えていると語る。

「結局のところ、自分のミスにとらわれたり、過去のミスを引きづって役立つものは何もない」とシャルル・ルクレールは語った。

「今、僕は先に進み、今週末に100%集中しているし、可能な限り最善を尽くし、このレースに勝つことを目指す必要がある。そうすれば、うまくいくと確信している」」

シャルル・ルクレールは、早期のピットストップを行ったマックス・フェルスタッペンが彼へのプレッシャーを和らげた「非最適な戦略」を選択したと考えたおり、クラッシュする前は良い立場にあったと信じている。

「実際、マックスが後ろにいたとき、僕はリアルにプレッシャーを受けていた」とシャルル・ルクレールは語った。

「その時点で、マックスはすでに最適ではない戦略に移行していた。だから、僕は自分のレースをプッシュして集中する必要があった」

「でも、当然ながら、限界と戦っているときあ、ミスが起こる可能性もある。そして、ある意味であれは僕が行き過ぎたことによるミスだった思う。それだけだ」

長い右回りのボーセットで17周目に発生したミスの原因については、シャルル・ルクレールは他の人が示唆しているように突然の突風が要因であったことを否定した。

「『やれ風だった、やれ鳥だった』などとは言いたくない。最終的には車を運転しているのは僕だし、僕がミスをした」

「確かにコンディションはラップごとに少しずつ変化している。それはすべての人にとって同じだ。限界まで攻めているときは明らかにトリッキーになる。繰り返しになるけど、誰もが限界まで攻めていると思う」

シャルル・ルクレールは、今週末のF1ハンガリーGPを楽しみにしており、彼の努力が過去よりも良い結果をもたらすことができると確信していると語る。

「僕たちは強い車を持っていると思う」とシャルル・ルクレールは語った。

「ポール・リカールとブダペストは、個人的には過去に少し苦労した2つのトラックだ」

「今年はオーストラリアにもそれが当てはまったけど、最終的には素晴らしい週末を過ごすことができた」

「だから、今週末も状況を好転させることができることを願っている」

シャルル・ルクレール スクーデリア・フェラーリ

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ / F1ハンガリーGP