シャルル・ルクレール 「勝てなかった理由はかなり明白」
フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1メキシコGPでまたもポールポジションを勝利に変えられなかったことに落胆していると語る。

予選後にマックス・フェルスタッペンに3グリッド降格ペナルティが科せられたことで、シャルル・ルクレールはポールポジションに昇格。スタートでトップを守り、第1スティントでレースをリードしていた。

しかし、フェラーリは最終的に間違った動きであることが証明された2ストップ戦略を選択し、シャルル・ルクレールは、1ストップのルイス・ハミルトン、セバスチャン・ベッテル、バルテリ・ボッタスに次ぐ4位でレースを終えることになった。

「もちろん落胆している」とシャルル・ルクレールは語る。

「毎回、1番手からスタートするときは、常に勝利を望むし、1番手からスタートして勝てなかったのは2回目だ。満足していない。理由はかなり明白だし、ここから学んでいくつもりだ」

それでも、シャルル・ルクレールは、2ストップを選択した当時は正しい決定だと感じたと語る。

「完全に正直に言うと、僕たちは(アレクサンダー)アルボンからカバーしたかった。でも、もっとうまくやるのは難しかったと思う。非常に良いピットストップをしたとしても、2ストップでは後続のクルマを朝得て、最後に追い越すのは非常に困難だった」

「とにかく自分のレースをしたし、もちろん、その時はアルボンのポジションをカバーするのはたぶん正しいことだと思っていたので、あまり心配はしていなかった。レース後半にそれが正しい選択ではないことに気づいたけど、無線で起こるような理由ではなかった」

フェラーリのF1チーム代表マッティア・ビノットは、ルクレールの戦略が理想的なものではないことが明らかになったのはレース後半になってからだと語る。

「我々は非常に遅くにそれに気づいた」とマッティア・ビノットは語る。

「シャルルがピットストップしたときには1ストップのギャンブルをするにはまだ早すぎた。タイヤの劣化だけでなくタイヤの摩耗についてもリスクが高すぎた。データを調べて分析することができると思う」

「確かにメルセデスがしたギャンブルは正しいギャンブルだった。彼らは勝つためにいくつかのリスクを取った。そして、そのリスクは彼らの有利に働いたと思う。そういうことだ。もっと多くのリスクを負うべきだったのかもしない。だが、判断するのは難しいし、結果が出た後にそうだったと言うのは簡単だ」

「金曜日と土曜日以降、タイヤの寿命がこれほど長くなるとは思ってもなかった。なぜそうなったのか振り返り、学ぶ必要がある。だが、誰もがかなり驚いたと思う。1ストップで早くピットインした人々でさえギャンブルをしたと思う。それは彼らの最初の意図ではなかったと思っている」

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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ / F1メキシコGP