ケータハム F1アメリカGP
ケータハムは、F1アメリカGP初日のフリー走行で、シャルル・ピックが19番手タイム、ギド・ヴァン・デル・ガルデが20番手タイムを記録。午前中にはアレキサンダー・ロッシが走行を行った。

シャルル・ピック (19番手)
「セッションをスタートするためにかなり待たなければならなかったし、走行プランが減ってしまったけど、セッションが終わるまでに19周を走り込めた。それは目標にかなり近かったけど、セッションを支配したアンダーステーアを解決することの役には立たなかった」

「低い路面温度は助けにはならなかったけど、3つ全ての走行でフロントのグリップがごくわずかしかなかった。至る所でアンダーステアだったので、ラップのどこでもプッシュすることができなかった。FP2のためにクルマにかなりの変更を施してすぐに良くなった。昼休みの作業で良いステップを果たせたし、すぐに午前中のセッションよりもずっとプッシュすることができた。ハードタイヤでスタートして、その後オプションで2ランを行った。フロントウイングをちょっと足して、低・中速コーナーでのグリップは改善したけど、高速コーナーではそれほどでもなかった。でも、全体的に改善していた。ロングランはハード側でスタートして、15周後にオプションに交換した。両方ともかなり長持ちしていたし、アブダビでも見られたようにタイムも前のクルマに対してかなり競争力があった。今日は多くのラップを走り込めたし、今夜作業するための多くのデータを得ることができた。これからの目標は明日も進歩し続けることだ」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ (20番手)
「このトラックを走るのは今回が初めてだったので、全体的にFP2で多くの周回を走り込めて、チームメイトの近くで終えられたことには満足している。セッション序盤からトラックを快適に感じられたし、僕はFP1で走らなかったので、プライムで2ラン、オプションでパフォーマンス走行とロングラン、そしてオプションでのロングランという通常の午後とはわずかに異なる走行プランは実施した。最初の走行に関しては、シャルルがFP1で彼のクルマに抱えていたと言っていたのと同じようなアンダーステアがあった。それほど悪くはなかったけど、満足できるものでもなかった。フロントウィングを少し足して、ちょっと助けになったけど、2回目の走行でのクルマの挙動はちょっと変だったし、シーズンを通してのものとは異なっていた。コーナーでスピードを維持することができなかったし、ミディアムでの最速ラップタイムは問題なかったけど、見つけられるタイムがあるのは確かだ。ミディアムのロングランで終えたけど、走行を通してまだ同じアンダーステア問題があった。今夜きちんと調べて明日には解決できると確信している」

アレキサンダー・ロッシ
「僕としても、チームのためにも、FP1の内容にはとても満足している。COTAの公式F1レース週末のセッションに参加するのはアメリカ人ドライバーと初めてだったので、トラックに出ていったときは誇らしい瞬間だった。永遠に残ることだし、この栄誉をチーム、そしてここオースティンでそれを実現することを手伝ってくれた全員に感謝したい。ヘリコプターの問題によってセッションが短縮されてしまったのはちょっと残念だけど、それでもチームは適切なラップ数を走るために本当に一生懸命に働いていたし、セッション終了までには計画していたラップ数に数周届かないだけだった。セッション開始時点からクルマのバランスはかなり良かった。低い路面温度でタイヤのウォームアップに問題を抱えるだろうことはわかっていたし、最初の2つの走行ではまさにそうだったけど、3回目の走行では、温度が上がったので、いくつかセットアップ変更をしたことで、ちょっと改善した。セッションを通して大部分はアンダーステアに対処していたけど、もっと時間があれば、解決できることだと思うし、最終的なラップタイムは尻込みしなくていいことを明白に示せたと思う」

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カテゴリー: F1 / ケータハム / F1アメリカGP