カルロス・サインツJr. 2025年F1のウィリアムズに「トップ5入りは求めすぎ」
カルロス・サインツJr.は、2025年のF1世界選手権の開幕に向けた自身とウィリアムズの目標を概説し、自身のテストでの活躍を受けてファンが楽観的になり過ぎないよう警告した。

30歳のカルロス・サインツJr.は、バーレーン・インターナショナル・サーキットでのプレシーズンテストで最速のタイムを記録し、3日間のテストの2日目にタイムシートのトップに立った。

これは、ウィリアムズが冬の間にかなりのゲインを達成したというストーリーを補強し、チームを取り巻く現在の温かい雰囲気をさらに高めることとなった。

それでもカルロス・サインツJr.は現実的であり、浮かれ過ぎないようにしている。だが、彼はまた、単なる脇役になるためにウィリアムズに入団したわけではないと主張している。

「今年の僕が表彰台やトップ5に入る姿を見ることはないだろうから、あまり期待し過ぎないでほしい」とサインツはMarcaに語った。

「でも、少なくとも、ウィリアムズに来たのはぶらぶらしたり、時間を無駄に過ごしたり、グリッドの真ん中にいるためじゃないことは確かだ」

「もし僕がウィリアムズに来たのなら、それはこのチームを前進させるためだ。そして、それができることを願っている。少なくとも(F1プレシーズンテストでトップに立つことは)、僕が本気で取り組んでいること、そしてチームも本気で取り組んでいることを人々に示すことになるだろう」

カルロス・サインツJr. ウィリアムズ・レーシング

オーストラリアGPでの目標
2025年のキャンペーン全体でより正確に達成可能なことを考えると、カルロス・サインツは今シーズンを好スタートで切ることを目指している。

昨シーズンは苦戦を強いられたため、ウィリアムズの当面の焦点は、コンスタントにトップ10入りを果たすことだ。それ以上のことは「あまりにも多くを求めすぎている」とサインツは言う。

4度のグランプリ優勝を誇るドライバーは、メルボルンでの開幕戦の目標を尋ねられて、「ポイントだ」と答えた。

「シーズンの序盤ではポイント獲得が目標になると思う。マシンの発表会でもそう言ったけど、それ以外はあまりにも多くを求めすぎていると思う」

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カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / ウィリアムズ・レーシング