カルロス・サインツJr. ウィリアムズF1移籍の決定打は「メルセデスエンジン」
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現行のレギュレーション時代においてすでにタイトル獲得の原動力となっているパワーユニットを持つメルセデスは、2024年にマクラーレンがコンストラクターズチャンピオンシップで優勝したことからも、カスタマーエンジンプログラムが明らかに成功していることがわかる。
2026年にレギュレーションが大幅に変更されることを踏まえ、カルロス・サインツJr.はメルセデスが来年の新レギュレーション時代のスタートを再び制することを期待していると認めた。
「ウィリアムズに移籍した理由のひとつが2026年のメルセデスエンジンであると話さなければ嘘になる」とサインツはSoy Motorに語った。「理由のひとつだ」
「そういう意味で、メルセデスエンジンがウィリアムズの成功と再建の一端を担うことを期待している」
レッドブルとメルセデスのワークスチームに断られた30歳のカルロス・サインツJr.は、フェラーリからも放出された後、2025年はミッドフィールドチームから選択せざるを得なかった。
「ウィリアムズに行くことを決めた正確な瞬間は覚えていない。徐々に起こったことだからね」とサインツは語った。
「すべてのチームに質問を投げかけ、問い合わせを繰り返すうちに、徐々に自分自身を納得させていった」
「すべてにおいてそうだけど、間違っているかもしれないし、正しいかもしれない。いずれわかるだろう」
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フェラーリが2025年にルイス・ハミルトンを迎え入れる準備を進める中、サインツは昨年、自分の状況を勇敢に受け止めていたが、スペイン人ドライバーは「非常に厳しい」時期だったと認めている。
「コース上でのパフォーマンスを維持しながら、グリッドの真ん中や後方につけているチームとの将来を決めるという、非常に厳しい6か月間だった」とサインツは語った。
「それはシーズン中に僕に少なからず影響を与えたし、その2つのことを両立させなければならなかった。でも、徐々にウィリアムズが僕にとって最良の選択であり、最も望んでいたことなのだと確信するようになったんだ」
カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / ウィリアムズ・レーシング