角田裕毅は最下位 … F1カナダGP フリー走行3回目:結果・タイムシート
2025年F1 カナダGP フリー走行3回目の結果・タイムシート。6月14日(土)にジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで2025年のF1世界選手権 第10戦 カナダグランプリのフリープラクティス3が行われた。

トップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が続いた。角田裕毅(レッドブル)は最下位20番手だった。

■ ノリス、アップグレード仕様で完全復活
改良型サスペンションを搭載したランド・ノリスが、FP3で1分11秒929を記録してトップに立った。金曜の不調から一転、マシンへの信頼を取り戻し、予選でのポール候補に浮上した。

■ ピアストリは接触で失速、旧仕様で苦戦
チームメイトのピアストリは「ウォール・オブ・チャンピオンズ」に接触し、セッション中盤まで修復に追われた。旧サスペンション仕様のまま走行し8番手にとどまった。

■ 角田裕毅はブレーキトラブルと赤旗違反で最下位
角田裕毅はブレーキ系の問題により走行が限られたうえ、赤旗中の規則違反が指摘されて審議対象となった。最新仕様のアップグレードを得たが、その効果を発揮する前にセッションを終える形に。

■ トップ3が僅差、Q3は大混戦の予感
2番手ルクレール、3番手ラッセルまでが0.1秒以内の接戦。メルセデスとフェラーリも確実に一発の速さを持っており、予選ではコンマ1秒以下の差が勝敗を分けることになりそうだ。

■ レッドブル、角田に最新仕様投入も結果出ず
レッドブルは角田裕毅にイモラ以来となる最新スペックのフロアと足回りを投入。理論上は0.1秒の性能向上が見込まれていたが、ブレーキトラブルによって有効なタイムを記録できなかった。

2025年F1 カナダGP フリー走行3回目 結果・タイムシート

PosNoドライバーチームタイムGAPLAP
14ランド・ノリスマクラーレン1分11秒799 24
216シャルル・ルクレールフェラーリ1分11秒8770.07829
363ジョージ・ラッセルメルセデス1分11秒9500.15120
444ルイス・ハミルトンフェラーリ1分12秒0500.25126
51マックス・フェルスタッペンレッドブル1分12秒0720.27320
614フェルナンド・アロンソアストンマーティン1分12秒2470.44821
712アンドレア・キミ・アントネッリメルセデス1分12秒3480.54921
881オスカー・ピアストリマクラーレン1分12秒5190.72018
930カルロス・サインツJr.ウィリアムズ1分12秒5190.72022
1023アレクサンダー・アルボンウィリアムズ1分12秒5730.77422
116アイザック・ハジャーレーシングブルズ1分12秒6510.85322
1210ピエール・ガスリーアルピーヌ1分12秒6840.88527
1355リアム・ローソンレーシングブルズ1分12秒7910.99227
1418ランス・ストロールアストンマーティン1分12秒7940.99528
1587オリバー・ベアマンハース1分12秒8251.02627
1631エステバン・オコンハース1分12秒8271.02822
1743フランコ・コラピントアルピーヌ1分13秒0601.26127
1827ニコ・ヒュルケンベルグザウバー1分13秒0721.27319
1998ガブリエル・ボルトレトザウバー1分13秒1721.37322
2022角田裕毅レッドブル1分13秒5731.77414


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カテゴリー: F1 / F1カナダGP / F1レース結果