2022年 F1カナダGP 決勝:ドライバーコメント(1位~10位)
2022年F1第9戦カナダグランプリの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。

優勝はポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン。47周目のセーフティカーで“フリー”なピットストップを行ったカルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)に対してタイヤ面で不利な立場での戦いとなり、最後のリスタート後は常にDRS圏内にいるサインツのプレッシャーに晒されたが、0.993秒の僅差でトップでチェッカーを受けた。

優勝:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「僕のレースウィークエンドは非常にスムーズだったので、ハッピーだ。レース全体を通じてフェラーリが非常に速く、強力だった。終盤はとてもエキサイティングになった。ラスト2周はとても楽しかった。全開でドライブしてすべてを出した。終盤のセーフティーカーは当然ながら僕の助けにはならなかった。カルロス(サインツ)の方がフレッシュなタイヤを履いていたので、難しい状況になった。僕はディフェンスよりもアタックの方が好きだけれど、幸運なことに上手くいった。また、今シーズンは僕たちのマシンのストレートスピードが高まっているように思えるので、これも大きな助けになっている。次はシルバーストンだ。トラディショナルなサーキットへ戻れるので楽しみだ。チームとして集中を維持し、常に向上していく必要がある」

2位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「堅実なレースだったし、マックス(フェルスタッペン)との激しい戦いだった。レース中はペースはとても良かったけど、残念ながら最後のセーフティカーでリードを失った。そこからレッドブルをパスするために全力を尽くしたけど、ここで追い抜くには0.2~0.3秒以上の追加が必要だ。優勝できなかったことにがっかりしたけど、カナダからは多くのポジティブな点がある。 今日はコース上で最速だったし、レース中ずっとプッシュできて、車の中ではるかに気分が良かった。今、僕たちは勢いをつけ、この気持ちを次のレースに持ち込む必要がある。 次の戦い後はシルバーストーだ」

3位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「正直、今回の3位にはかなり圧倒されている。今年はチームとしての車との戦いだけが、僕たちは常に警戒し、集中し、決して諦めらない。それは僕がとても誇りに思っていることだし、僕のクルーにはインスピレーションを受けている。ここモントリオールとファクトリーの全員に感謝している。上位の男たちは今のところ僕たちにとって少し速い。全力を尽くした。でも、僕たちは近づいている。僕たちはプッシュし続けなければならない。そして、そういった男たちと戦えることを期待している。最後はセーフティカーのおかげで彼を見ることができた! 正直、特に第2スティントの僕たちのペースはかなり良かった。僕たちはシミュレーターだけでなく、ここでも正しいセットアップを行うために多くの作業を行った。正直、興奮している。言ったように、週末に入るときはこの結果は予想していなかった。シーズンで2回目の表彰台であり、本当に特別だった。特に初めてグランプリで優勝した場所だしね! モントリオールが大好きだし、カナダのみんなに心から感謝する!」

4位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「ハース勢とアルピーヌ勢を抜くことができると完全に自信を持っていた。ルクレールとチェコ(セルジオ・ペレス)が切り抜けてくることを侵犯していたけど、幸運にも彼らを抑えることができた。最終的に僕たちのレースペースはシーズン全体で目にしてきたものよりもフェラーリやレッドブルに近づいていた。僕たちはパフォーマンスに問題を抱えていたけど、彼らはそうではなかった。後から考えるのはすべてが簡単で、最初のVSCでピットインしたかったけど、結局、最終結果を変えることはなかったと思う。第1スティントのペースは本当に強力だったし、第2スティントも強かった。リスタート後の最終スティントは理由はわからないけど、タイヤを機能させることができなかった。少し後退してしまい、戦うことができなkったので少し残念だ。それでも、4位はチームにとって良いポイントだし、メルセデスとして表彰台に戻れたのは素晴らしいことだ」

5位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「全力を尽くした。5位でフィニッシュするのは決して気持ちがいいことではないけど、どこからスタートし、レースがどのように展開したかを考えると、今日持ち帰ることができる最高の結果だったと思う。レースの最初のパートは、DRSトレインの後ろで立ち往生していたため、非常に苛立たしいものだった。忍耐が重要だった。ピットストップ後、僕たちはまたDRSトレインの後ろに戻り、取り戻すための戦いを始めた。このパートでは、機能させるためにかなりアグレッシブにいかなければならなかったし、はるかに楽しかった。ポイントを最大化する必要があるレースの1つだった。そして、それはまさに今日僕たちがしたことだ。シルバーストーンを今から楽しみにしている。カレンダーでお気に入りのサーキットの1つであり、そこで大量ポイントを獲得できることを願っている」

6位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「8ポイントを獲得した今日の結果にとても満足している。チームは車と戦略で素晴らしい仕事をしたし、全体的にすべてがうまく管理されていた。チームとして良いポイントを手にしてカナダを離れることができるし、コンストラクターズチャンピオンシップで大きなステップアップを果たした。最後にDRSでフェルナンドがバルテリ(ボッタス)を抑えるのを手伝うことができてうれしい。週末がどのように展開したかについては、まだ話し合い、学ぶことがたくさんあるけど、重要なことは、この勢いを維持し、今後のレースで優れたパフォーマンスを提供し続けることだ」

7位:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
「「今日のレース、特に午後を通して見せたペースに満足することができる。特に難しいレースが数回あった後、ダブルポイントを獲得するのは常に良いことだけど、最も重要なことは、周囲の車と戦うことができ、シーズン開始時のレベルに戻っていることを確認できたことだった。僕のレースはかなり単純だった。ハードタイヤですたーとして、すべてが完璧に進んだ。『ハッピーデイズ!』といった感じだったね。本当に良い感触だったし、周のためにもうれしく思う。彼は力強いペースを持っていて、今週末から多くの自信を得ることができると思う」

8位:周冠宇(アルファロメオ)
「僕にとってもチームにとってもかなり良い週末だった。これまでのF1でのベストフィニッシュだし、8位に本当に満足している。今日、僕たちはコース上、そして、戦略ですべてを正しく行った。しばらくランスの後ろで立ち往生していたけど、それでも、僕たちはクリーンだったし、週末にわたって迅速な進歩を果たした。僕たちは可能な限りすべてを出し尽くし、車からポテンシャルをフルに引き出した。一連の苛立たしいレースの後にトップ10に入れたは素晴らしい報酬だ。もちろん、このコースでの経験はあまりなかったけど、昨日はトリッキーなコンディションで仕事をこなし、今日は力強いペースがあった。ポイント争いができることは分かっていたし、僕たちは成し遂げた。現場とファクトリーのすべての人のためにとてもうれしい。この数週間で達成された作業と進歩はこの結果に値するものだった。今後のレースでもこの流れを続けることを本当に楽しみにしている」

9位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「今週末は9位よりも良い結果に値したと思うけど、それでも両方の車が最後にポイントを獲得できたのは良いことだ。最終的には表彰台を目指して戦う大きなチャンスを失った。そうするためのペースがあったように感じたていた。1回目のピットストップの直前にタイミングの悪いVSCに見舞われた。VSCが展開されたとき、僕はメインストレートにいたし、VSCが終わる前にピットストップの機会を逃した。その後、20周目からエンジントラブルが発生して管理しようとしていた。僕たちは車をリタイアさせなかったし、ストレートで多くのタイムを失っていたので、DRSを使って防御した。特に昨日のパフォーマンスの後なので残念だけど、シルバーストンに向かい、信頼性の問題を解決して、より多くのポイントを獲得を目指す」

10位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「僕たちはこのレースのために素晴らしい戦略を立てたし、ポイントを獲得できたことをとてもうれしく思う。僕たちは、最初のタイヤセットを長く使って1ストップレースを成功させることを決意し、何とか車の列を後ろに置いておくという素晴らしい仕事をした。ダニエル(リカルド)をオーバーテイクできたのは素晴らしいボーナスだった。僕たちの方がタイヤがフレッシュだったので、かなり簡単なムーブだった。今年の状況ははるかにチャレンジングだったのは確かだけど、今日が成功したレースができたことををうれしく思う。最後に、週末を通して素晴らしいレセプションをくれたすべてのファンに感謝する。久しぶりにホームでレースをするのは素晴らしいことだった」

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カテゴリー: F1 / F1カナダGP / F1ドライバー