ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、来シーズン以降もマクラーレンに残留する複数年契約を結んだことが発表された。

2009年にブラウンGPでワールドチャンピオンを獲得したジェンソン・バトンは、2010年にマクラーレンに移籍。これまでマクラーレンで4勝を挙げたジェンソン・バトンは、マクラーレンと残留について交渉していたことを明らかにしており、双方ともに残留を望んでいるとされていた。

マクラーレンは、水曜日にジェンソン・バトンと契約を更新し、新たに複数年契約を結んだことを発表した。

「このボーダフォン・マクラーレン・メルセデス以上にアットホームに感じたチームはない」とジェンソン・バトンはコメント。

「ここで人生で最も素晴らしい4勝を挙げることができたし、今はドライバーズランキングで2番手につけている。これまでよりも走れていると感じている」

「それは正しいサポートがなければ達成できない。他のどこよりもボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは勝つための情熱や決意が強いと本当に思っている」

「そのような力強い思いを共有し、その一員でいられるということは、このチームに長期的な将来にわたってコミットしたいという僕の願望を強めるだけだった」

「僕はレースやワールドチャンピオンシップで勝ち続けたいという野心を隠したことはないし、その目標を達成できる場所はここだと信じている」

「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは勝ち方を知っている。何年もの間それをやり続けられるような組織にするための努力を続けている」

マクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは「ジェンソンは偉大なドライバーであり、人間としても素晴らしい」とコメント。

「実際、彼はこれまで我々といたドライバーのなかで最も有能で尊敬されるドライバーの1人だと迷わず言うことができる。彼が将来に我々と働き続けることをとても嬉しく思っている」

「彼はこの組織にとって大きな財産であり、私は彼のチーム代表を務められることを誇りに思っている」

「彼が、すでに我々とともに成し遂げた成功をさらに積み重ね、これからの年月でより多くの成功を収められると確信している」

「彼とルイスは他の誰よりもそう言うはずだ。彼らのコメントにはお互いに対する敬意と信頼が表れており、これからも我々がチームとして常に知られてきたことを証明し続けてくれるはずだ。ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスには、F1で最高のドライバーラインナップがいるということをね」

チームメイトのルイス・ハミルトンもバトン残留のニュースを歓迎した。

「ジェンソンがボーダフォン・マクラーレン・メルセデスに残留することを選んだのは素晴らしいニュースだ」とルイス・ハミルトンはコメント。

「ジェンソンは一緒に働くには素晴らしい人間であり、加入したその時から本物のチームプレーヤーだった」

「ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは、F1のなかでも独特であり、成功の伝統があるチームだ。その一員であることを僕は誇りに思っている」

「このチームでドライバーズワールドチャンピオンを獲得したことは僕のキャリアで最高の瞬間だった。ジェンソンと僕は、今後もレースに勝ち、ワールドタイトルを獲得したいという同じくらいハングリーさと野心を持っている」

関連:ジェンソン・バトン、マクラーレンとの新契約は2014年までの3年契約 - 2011年11月3日

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カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン / マクラーレンF1チーム