F1関連:英国モータースポーツ協会、6月末まで全レースイベントを中止
英国モータースポーツ協会は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにイギリス国内のすべてのレースイベントを6月30日まで中止することを決定した。

イギリスのボリス・ジョンソン首相は23日にテレビ演説し、新型コロナウイルス対策として、今後3週間、必需品の買い物や治療、絶対的に不可欠な仕事への通勤などごく一部の理由によるものを除く外出をただちに禁止すると発表した。違反すれば罰則の対象になり得る。

これを受け、イギリスを拠点とするF1チームであるレッドブル、マクラーレン、ウィリアムズは、3月25日(水)からファクトリーを閉鎖することを発表。新型コロナウイルスの状況によってさらに遅れが生じる可能性はあるものの、現状では4月15日まで実行する必要がある。

英国モータースポーツ協会は4月末までモータースポーツイベントを中止していたが、さらに2か月間延長されることになった。

「モータースポーツは我々の社会で重要な役割を果たしている。だが、国家の緊急事態のとき、我々は皆家にいて、命を救うために自分たちの役割を果たさなければならない」と英国モータースポーツ協会の会長を務めるデビッド・リチャーズはコメント。

「国として我々が一緒に立ち上がる必要がある。我々は戦いをサポートし、命を救うためにできる限りのことをしなければならない」

F1イギリスGPは7月19日、MotoGPは8月30日と今のところ、この決定による影響は受けない。

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カテゴリー: F1 / F1イギリスGP