ブリヂストン F1ハンガリーGP 予選
ブリヂストンが、F1ハンガリーGPの予選を振り返った。

ハンガロリンクで開催されたハンガリーGP予選は、ブリヂストンのスーパーソフト・タイヤを装着したレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが、1分18秒773というセンセーショナルなタイムで4戦連続のポールポジションを獲得した。

1分18秒台のタイムを記録したのはベッテルひとり。明日のハンガリーGP決勝で彼の隣のフロントローに並ぶのはチームメイトのマーク・ウェバー。午前の練習セッションではウェバーが最速タイムを記録した。

浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)

今日の走行のポイントを教えて下さい。
「昨夜の雨とサポートレース中に路面にまかれたオイルで、午前中の路面は、昨日の走行終了時よりも良くありませんでした。しかし、予選のスタート時には路面は良くなっており、セッション中を通じて、記録を破るペースが見られるほど向上を続けました。レッドブルの2台がとても速く、特に最後の2セクターが速かったです。スピードトラップでの彼らのスピードはライバルほど速くありませんので、ハンガロリンクの14コーナーを通して、彼らがタイヤの性能を最大限に引き出していたことがわかります」

明日のレースでは、どのような戦略が考えられますか?
「どちらのコンパウンドも、ここハンガリーではとても高い性能を発揮しています。スーパーソフトにもそれほどの性能低下は見られませんので、タイヤの性能という点では、明日は様々な戦略が可能です。ここは1周の距離がかなり短いので、トップグループはかなり早く渋滞に遭遇することになると思います。これも、ピットストップのタイミングを決めるもうひとつの要素です。明日のレースを11番手からスタートするバトン選手は、今年は何度もとても良い戦略を使ってレース中にポジションを上げていますので、彼がこのレースにどんな戦略を使うかが興味深い点です」

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カテゴリー: F1 / ブリヂストン / F1ハンガリーGP