F1 中国GP
ブリヂストンが、F1中国GPの決勝レースを振り返った。

FIA F1世界選手権第17戦中国GPは、ポールポジションからスタートし、ハード・ハード・ミディアムのタイヤ戦略で戦ったルイス・ハミルトン(ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス)が今年のラスト2戦目となる上海のレースに優勝した。

1回目のピットストップ後の数周の間を除く全スティントでレースをリードしたハミルトンに14.9秒遅れて2位完走を果たしたのは、チームメイトのキミ・ライコネンをフィニッシュ前6周で抜いたスクーデリア・フェラーリ・マールボロのフィリペ・マッサ。マッサはミディアム・ミディアム・ハードのタイヤ戦略だった。3位のライコネンはミディアム・ハード・ミディアムの戦略だった。

今回のレースの最速ラップタイムはハード・コンパウンドで13周目にハミルトンが記録した1分36秒325。

次のF1グランプリは、10月31日—11月2日に開催されるシーズン最終戦のブラジルGP。ミディアム及びソフト・コンパウンドのブリヂストン・ポテンザタイヤが使われる予定。昨年のこのレースではソフト及びスーパーソフト・コンパウンドが使われており、今年は1段階ハード側の選択となっている。

浜島裕英 ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長
「ルイス・ハミルトン、おめでとうございます。昨シーズンのこのレースでの出来事を考えると、彼にとっては素晴らしいリザルトだったと思います。今日はどちらのコンパウンドも非常に良い性能を発揮し、いろいろな優れた戦略を見ることができました。表彰台の3人も異なった順番で2種類のコンパウンドを使っていました。ヘイキ・コバライネンにパンクが発生し、空気が抜けたことによりタイヤの破損に到りました。この原因は現在調査中です。ドライバーズ及びコンストラクターズ・チャンピオンシップはまだ決着がついていませんので、サンパウロはとてもエキサイティングな週末になると思います」

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カテゴリー: F1 / ブリヂストン