F1 ブレンドン・ハートレー
トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1フランスGPの決勝レースで最後尾から粘り強く戦い、14位でフィニッシュした。

予選17番手だったブレンドン・ハートレーは、パワーユニット交換のペナルティを科され最後列20番手からウルトラソフトタイヤでレースをスタート。1周目に複数のアクシデントが発生し、セーフティカーが導入され、ハートレーは、この混乱を切り抜けポジションを上げる。

6周目にレースが再開され、ブレンドン・ハートレーはレース中盤まで14番手を走行。徐々にペースを上げていく。最後尾スタートということもあり、降雨の可能性も考慮した戦略でタイヤ選択をしたハートレーは、ウルトラソフトタイヤながら交換のタイミングを引き伸ばし38周目にピットイン。スーパーソフトタイヤに交換しコースに戻る。

レース終盤の48周目、ブレンドン・ハートレーは2台をパスし14番手にポジションを上げて、そのままフィニッシュを迎えた。

「最後尾スタートとなりポジションアップが困難かと思われましたが、結果としてはいいレースができたと思います」とブレンドン・ハートレーはコメント。

「序盤にエリクソン(ザウバー)といいバトルができましたが、ピットストップの間に逆転されてしまいました。1周目のバトルの中で何台かシケインをカットするマシンもありましたが、僕は距離を置いてマシンの安全を第一に走行しました」

「もっと前進を見せられるレースにしたかったのですが、今日はうまくペースをつかむことができませんでした。最後尾からスタートし、難しいレースとなり2台のウィリアムズをオーバーテイクするのが精一杯でしたが、できる限りのことはやったと思います」

第9戦オーストリアGPは、レッドブルリンクで6月29日~7月1日に行われる。

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カテゴリー: F1 / ブレンドン・ハートレー / F1フランスGP