アレッサンドロ・ザナルディ デイトナ24時間レース BMW
元F1ドライバーのアレッサンドロ・ザナルディは、2019年のデイトナ24時間レースにBMWの参戦を目指す。

F1で41戦に出場し、CARTで2度のチャンピオンを獲得したアレッサンドロ・ザナルディは、CARTに参戦していた2001年のドイツ・ラウジッツリンクでの大事故で両脚を失った。

BMWは、アレッサンドロ・ザナルディのためにBMW M8 GTE用の義足で使用できる特殊なブレーキシステムを開発。今年後半にシステムのテストを実施し、成功すれば、2019年のデイトナ24時間レースでBMWのドライバー陣に加わることになる。

BMWのモータースポーツディレクターを務めるイエンツ・マークアートは「2018年にこの新しいプロジェクトでアレッサンドロ・ザナルディと共同で作業できることを嬉しく思う」とコメント。

「北米のビッグレースに復帰することは彼の大きな願いであり、我々はそれを実現させたい。デイトナのファンは、アレックスとBMW M8 GTEによる2019年の絶対的なハイライトを楽しみにしていてほしい」

アレッサンドロ・ザナルディは、怪我から回復後、ワールドツーリングカー選手権、ブランパンGT、イタリアGTでBMWから参戦しており、ハンドサイクル競技では大きな成功を収めている。

アレッサンドロ・ザナルディは、パラリンピックで4つの金メダルと2つの銀メダルを獲得し、パラサイクリングの分野では8度のワールドチャンピオンを獲得している。

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カテゴリー: F1 / BMW