2024年 F1ベルギーGP 予選:FACTS AND STATS
土曜日はスパで予報通り雨に見舞われ、プラクティス最終日や予選中断中に雨が降った。その間、マックス・フェルスタッペンが最速タイムを記録したが、グリッドペナルティによりポールポジションを獲得することはできなかった。

また、フェルスタッペンがシャルル・ルクレールにポールポジションを譲ったのは今回が初めてではないが、これはベルギーの興味深い事実と統計のほんの一例に過ぎない…

■ フェルスタッペンは4年連続でスパのQ3で最速タイムを記録したが、3年連続でペナルティによりポールポジションを逃している。

■ フェルスタッペンはこれまで一度も11番グリッドから優勝したことはないが、過去最多タイとなる9つの異なるグリッドポジションから優勝している。

■ ベルギーでのQ3におけるフェルスタッペンのトップとのタイム差は、2022年は0.632秒、2023年は0.820秒、2024年は0.595秒だった。

■ フェラーリは、スパで3年連続、ルクレールは2年連続でポールポジションを獲得した。

■ ポールシッターは2024年の過去5レースで一度も優勝していない。

■ ルクレールは、自身通算25回目、今シーズン2回目のポールポジションからスタートする。今シーズン、ポールポジションからスタートして優勝したのは、ルクレール自身で、モナコでのことだった。

2024年F1 ベルギーグランプリ 予選 フェラーリルクレールはフェルスタッペンのグリッドペナルティによりポールポジションを獲得

■ セルジオ・ペレスは、ルクレールに0.011秒及ばず、2番手スタートとなったが、わずか0.003秒差でQ3に進出した。

■ ペレスはスパで3年連続2番手スタートとなり、過去2年はここで2位でフィニッシュしている。

■ ペレスにとっては、8レース前のマイアミ以来初めてのトップ7スタートとなる。

■ ルイス・ハミルトンは今シーズン初めて2戦連続でチームメイトを上回り、3番グリッドで今シーズン3度目のトップ3スタートとなる。

■ ハミルトンがこのトラックで2列目からスタートするのは4年連続となる。

■ ランド・ノリスは4番手からスタートし、スパでは自己最高のポジションとなるが、6戦前のモナコ以来の低い順位でのスタートとなる。

■ オスカー・ピアストリは、オープニングラップでクラッシュした昨年と同じ5番手からスタートする。

■ ジョージ・ラッセルは6番手を獲得し、今年の予選の直接対決ではハミルトンに10勝4敗でリードしている。

2024年F1 ベルギーグランプリ 予選 角田裕毅角田裕毅は、今シーズン3度目、ベルギーGPでは4度目のQ1敗退。

■ カルロス・サインツは、4レースぶりにルクレールに予選順位で敗れ、7番手からスタートする。

■ フェルナンド・アロンソは3戦連続でQ3に進出した。

■ エステバン・オコンはシルバーストンとハンガロリンクでQ1敗退した後、Q3に進出して9番手からスタートする。

■ アレックス・アルボンは、フェルスタッペンのペナルティが適用された後、トップ10からスタートする。

■ ピエール・ガスリーは、昨年と同じ12番手からスタートする。今シーズン、ガスリーはオコンに10対4で予選で敗れている。

■ ダニエル・リカルドは2戦連続でチームメイトより予選で上回ったが、角田裕毅はここでグリッドペナルティを受けることになっている。

■ ランス・ストロールは過去2レースでQ3に進出したが、FP3でクラッシュしたため今回は進出できず、Q2進出でチームに恩返しした。

■ ハースの2台は、モナコGP以来初めてQ1で敗退した。ニコ・ヒュルケンベルグはチームメイトを上回る予選結果を残し、11対3でヒュルケンベルグが有利に立つ形となった。

■ 角田裕毅は、今シーズン3度目、ベルギーGPでは4度目のQ1敗退となった。

■ ローガン・サージェントはオーストリア以来初めてQ1で敗退した。

■ 周冠宇は今シーズン8度目となる最遅の予選通過者となった。

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カテゴリー: F1 / F1ベルギーGP