ジョナサン・ウィートリー“駐車場サイン”が波紋 アストンマーティンF1加入説が再燃
ジョナサン・ウィートリーを巡るアストンマーティン移籍説が、2026年F1カナダGPのパドックで思わぬ形で加熱した。

発端となったのは、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのチーム代表用駐車エリアに設置された1枚のサインだった。そこには「Jonathan Wheatley Aston Martin」と記されており、現地で撮影したF1フォトグラファーのキム・イルマンがSNSに投稿したことで、一気に憶測が広がった。

“アストンマーティン代表就任”説を呼んだ駐車場サイン
キム・イルマンは自身のInstagramで次のように書き込んだ。

「このサインが今日、ここモントリオールのチーム代表用駐車場に現れた」

「ジョナサン・ウィートリーのアストンマーティン加入が確認されたということなのか、それとも単なるミスなのか。いずれにしても興味深い」

この投稿は瞬く間に拡散され、F1パドック内で以前から続いていたウィートリーの去就に関する噂をさらに加速させる形となった。

ウィートリーはレッドブルで長年スポーティングディレクターを務めた後、アウディF1プロジェクトへ加入。しかし、チーム代表として就任してから1年も経たないうちに、中国GPと日本GPの間のタイミングで突然離脱していた。

そのため、次の行き先として以前から有力視されていたアストンマーティンとの関連が、今回の“誤表記”によって再び注目を集めた格好だ。



ニューウェイ体制強化との関連も
現在のアストンマーティンでは、エイドリアン・ニューウェイがチーム代表の役割を担っている。

しかし、ウィートリーが加入すれば、ニューウェイは2027年以降のマシン開発により専念できる体制が構築できるとの見方がパドック内では広がっている。

特に、ニューウェイ自身がウィートリー招聘を望んでいるとも噂されており、今回のサイン騒動はそうした背景とも重なって大きな話題となった。

もっとも、現時点でウィートリーの次の所属先は正式発表されていない。

アストンマーティン・コグニザント・フォーミュラワンチーム

主催者は“印刷ミス”と説明
騒動拡大を受け、カナダGP主催者のBell GPCanadaは声明を発表。問題のサインについて「印刷ミス」だったと説明した。

「昨日発生した印刷エラーについて認識している」

「問題には速やかに対応した。我々は、この件によって生じた混乱について心からお詫び申し上げる」

それでも、アストンマーティンの将来体制を巡る関心が高まっていることを、今回の一件は改めて浮き彫りにした。特に2027年レギュレーションへ向けて各チームが組織強化を進める中、経験豊富なウィートリーの動向は今後もF1パドックの注目テーマとなりそうだ。

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カテゴリー: F1 / アストンマーティンF1チーム / ホンダF1 / F1カナダGP