アストンマーティンF1、フェリペ・ドルゴビッチをイタリアGPのFP1に起用
アストンマーティンF1チームは、フェリペ・ドルゴビッチが今週後半のF1イタリアGPのフリー走行1回目に参加することを発表した。

アストンマーティンF1チームのテスト兼リザーブドライバーを務めるフェリペ・ドルゴビッチは、アウトドロモ・ナツィオナーレ・モンツァでの60分間のセッションに参加する。このサーキットは、彼がわずか12か月前にFIA F2タイトルを獲得したサーキットである。

バーレーンでのプレシーズンテストで負傷したランス・ストロールの代役を務めたフェリペは、このセッションでAMR23に復帰する。

今回のプラクティスセッションは、フェリペ・ドルゴビッチの育成における次の段階となる。シルバーストーン、バルセロナ-カタルーニャ・サーキット、レッドブル・リンクなど、ヨーロッパの名だたるサーキットでAMR21を走らせてきた。この特注プログラムは、モータースポーツの最高レベルで戦うために必要なスキルと経験を身につけさせ、ドライバーとしての継続的な成長を助けることを目的としている。

「AMR23のステアリングを握るのが待ちきれない。プレシーズンのテストでドライブしたときのマシンのフィーリングは素晴らしかったし、それ以来、マシンがどのように進化しているのかを感じることができるのは魅力的だ。シミュレーターでクルマの開発に多くの時間を費やしてきたから、それが実車にどう反映されるかを理解することは、僕にとっても非常に価値のあることだ」とフェリペ・ドルゴビッチは語った。

「テストプログラムを通じて学んだことを実証する素晴らしい機会でもある。バーレーン以来、僕はF1マシンで多くの距離を走ったから、チームに貴重なフィードバックを提供できることをよりよく理解している」

「このチャンスを任せてくれたアストンマーティン、そしてブラジルのパートナーであるXP、ポルト・セグロ、バンコ・マスターの継続的なサポートに感謝したい」

アストンマーティンF1チームの代表であるマイク・クラックは「フェリペに再びAMR23をドライブする機会を提供できることをうれしく思う」と語った。

「フェリペはプレシーズンテストでその能力を発揮し、チームの初期開発に大きく貢献した。モンツァはフェリペにとって、チームにとって重要なセッションでエンジニアやメカニックと緊密に仕事をし、自信をつけるためのまたとないチャンスとなる。チームとともにこのセッションで最大限の力を発揮できることを楽しみにしている」

F1イタリアGPのオープニングプラクティスセッションではフェリペ・ドルゴビッチがランス・ストロールの代わりとなり、ランスはFP2でAMR23に復帰する。

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カテゴリー: F1 / アストンマーティンF1チーム / フェリペ・ドルゴビッチ