キミ・アントネッリF1昇格の裏側に迫る『The Seat』 Netflixで5月5日配信

昨年、ルイス・ハミルトンがフェラーリへの移籍を発表したことで、メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは大きな決断を迫られた。
F1史上最多タイとなる7度のワールドチャンピオンを獲得した名ドライバーの後任を巡っては、レッドブルのマックス・フェルスタッペンの名も挙がったが、最終的にヴォルフは自チームのジュニアドライバーである18歳のイタリア人、アントネッリに白羽の矢を立てた。
45分間のドキュメンタリー『The Seat』は、アントネッリがF1シートを勝ち取るまでの重要な瞬間を描く。WhatsAppが製作した本作は、チーム内で交わされたプライベートな会話やチャットを通じて、決定の舞台裏を明かしている。
「キミを2025年のレースドライバーに選ぶというのは非常に大きな決断だった」とヴォルフは語る。
「そのプロセスの中で、WhatsAppは非常に重要な役割を果たした。コミュニケーションの中心となり、キミの成長を見守りながら、議論を重ね、最終的な決定に至った」
アントネッリ自身も「F1ドライバーになるのは夢の実現」と語り、「その過程では常にトトやチームとWhatsAppで連絡を取り合っていた。『The Seat』では、その全過程が描かれている」と振り返る。
ドキュメンタリー『The Seat』は、5月5日にNetflixで配信開始予定。現在、予告編も公開されており、注目が集まっている。
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