F1アメリカGP 決勝 ライブTwitch配信:角田裕毅の順位は?

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がスプリント制覇に続きポールポジションからスタート。COTAは連日の酷暑となっており、路面温度50度近いコンディションが予想される中で、タイヤマネジメントと冷却性能が勝敗を分ける展開が見込まれる。
両マクラーレン勢が前日のスプリントで1周目から姿を消したことで、タイトル争いの流れは再びフェルスタッペンに傾きつつある。一方、ランキング首位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は6番手からの巻き返しを狙い、チームメイトのランド・ノリスとの関係にも注目が集まる。フェラーリ勢やメルセデス勢も好位置から表彰台をうかがう中、角田裕毅(レッドブル・レーシング)は中団からの追い上げを誓う。56周にわたるロングランでは戦略勝負が鍵を握り、タイトル争いとチーム内バトルの両面で見逃せない決勝となる。
2025年F1アメリカGP決勝:注目の5つのポイント
フェルスタッペンのタイトル争い復活劇
マックス・フェルスタッペンはモンツァ以降、怒涛の勢いでポイントを積み重ね、現在は首位オスカー・ピアストリとの差を55ポイントまで縮めている。モンツァ、バクー、そしてスプリント勝利と、レッドブルはあらゆるサーキットで競争力を取り戻しており、ポールポジション獲得で勢いはさらに加速。決勝で優勝すれば、タイトル争いは一気に現実味を帯びる。
ターン1の波乱は再び起きるのか
スプリントでも明らかになったように、COTAのターン1は混乱の温床だ。広い進入と鋭い頂点が複数のラインを誘発し、1周目の接触リスクが高い。前日のスプリントではノリスとピアストリが衝突し、アルピーヌやアストンマーティンも巻き込まれる形で大混乱に。決勝でも同様の波乱が再現される可能性が高い。
データ不足のマクラーレンに不安
スプリント1周目で2台ともリタイアしたマクラーレンは、決勝に向けたロングランデータを全く得られなかった。レッドブルがスプリントで得た挙動の修正を行えたのに対し、マクラーレンはレース開始まで未知の状態で臨むことになる。路面温度や燃料搭載時のバランスなど、不確定要素が多く潜む。
フェラーリは勝利圏内に
金曜の低迷から一転、土曜予選でシャルル・ルクレールが3番手、ルイス・ハミルトンが5番手と健闘。昨年はルクレールとカルロス・サインツJr.が1-2フィニッシュを達成しており、COTAとの相性は良い。好スタートを決めれば、レース序盤で主導権を握るチャンスも。フェラーリ初勝利やハミルトンの表彰台も視野に入る。
トラックリミット違反が鍵を握る
COTAは高速セクションと広いランオフが特徴で、コース外走行の判定が多発する。スプリントではオリバー・ベアマンがトラックリミット違反で10秒加算ペナルティを受けた。特にターン19は違反が起きやすく、3回の警告後にペナルティが科されるルールのため、集中力が勝敗を左右する展開となりそうだ。
カテゴリー: F1 / F1アメリカGP