F1アメリカGP
F1アメリカGPを開催するサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)は、2019年のF1世界選手権でドライバーから“受け入れられない”と酷評された路面のバンプをなくすために取り組んでいる。

以前からCOTAはバンピーなサーキットとして有名だったが、2019年はそれが増しており、FP1でのニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)を始め、複数のドライバーがギアボックスなど、マシンに与える影響を訴えていた。

フェラーリのセバスチャン・ベッテルは「あれはバンプではなく、スキーのジャンプ台だ」とコメント。

バンプが影響を与えるのはマシンだけでない。ルイス・ハミルトンは、バンプによる振動によってFP1の後に激しい頭痛で横にならなければならなかったと語る。

「これまで経験したなかで最もバンプの多いトラックだ。かなり頭痛がしている。プラクティス1の後に激しい頭痛がして、横になる必要があった。気分が優れなかった」と語っていた

マックス・フェルスタッペンも「これがノーマルなのか、それについて何かする必要があるのかを考えるポイントにきている。いくつかの場所ではホイールが宙に浮いていたし、痛かった。背中を怪我するのではないかと心配している」と述べていた。

Speed Week の報道によると、1月にサーキット・オブ・ジ・アメリカズは閉鎖され、路面の40%が取り除かれ、交換されたという。

実際、1上旬にサーキット・オブ・ジ・アメリカズの公式Twitterはコース上で作業している蒸気ローラーの写真に“Bye bye bumps”とのキャプションをつけて投稿している。

サーキット・オブ・ジ・アメリカズの責任者を務めるボビー・エプスタインは、2015年の洪水によって路面が損傷したと語っている。

路面の修復作業は4月上旬のMotoGPのレースまでに完了するよう進められている。F1では10月下旬に開催される。

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カテゴリー: F1 / F1アメリカGP