MotoGP出身ダビデ・ブリビオ アルピーヌF1チームを退団
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ワールドスーパーバイクとMotoGPのヤマハ、MotoGPのスズキでチーム・マネージャーを歴任してモーターサイクル界にその名を刻んだブリビオは、、2021年シーズンに先だってレーシングディレクターとしてアルピーヌF1チームに加わった。
それ以来、ブリビオはレーシング・エキスパンション・プロジェクト担当ディレクターとして、チームの若手ドライバープログラムであるアルピーヌ・アカデミーの管理などに携わってきた。
暫定スポーティングディレクターのジュリアン・ラウスが引き続きアルピーヌ・アカデミーのプログラムを監督する。このプログラムは現在8カ国9人のドライバーがフォーミュラ2からヨーロッパのカートまで4つのシリーズにまたがっている。
ブリビオの退任は、チーム代表のオトマール・サフナウアーとスポーティングディレクターのアラン・パーメインがベルギーGP後に退任し、ブルーノ・ファミンが暫定チーム代表として就任するなど、アルピーヌF1チームにおけるシーズン途中の多くの人事に続くものである。
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アルピーヌ・レーシングのモータースポーツ担当副社長ブルーノ・ファミンは、「まず最初に、この3シーズンにわたるダビデのハードワークと献身に感謝したい」と語った。
「彼のモータースポーツでの経験は、特にアルピーヌ・アカデミーの発展と進歩において、非常に貴重なものだった」
「ダビデの希望は、別の機会を追求するためにアルピーヌを離れることであり、我々は彼の希望を受け入れ、別れることに相互に同意した。
「我々は、彼のモータースポーツにおける素晴らしいキャリアの次の章における活躍を祈っている」
ブリビオは「アルピーヌとともにF1に携われたことは、私のモータースポーツキャリアにおいて誇り高い章だった」と付け加えた。
「私の希望であったF1を経験する機会を与えてくれたアルピーヌに感謝するとともに、アルピーヌ・アカデミーの若手ドライバーに私のモータースポーツ経験を伝える機会を与えてくれたアルピーヌにも感謝したい。
「チームとアカデミーの将来の成功を祈っているし、多くの若いドライバーたちがキャリアにおいて素晴らしい成果を収めるのを見られると確信している。その成功の一端を少しでも担えたことは、私にとって大きな財産となるだろう」
「将来、他の機会を追求したいという私の希望を受け入れてくれたアルピーヌに感謝している」
カテゴリー: F1 / アルピーヌF1チーム