アルピーヌF1のピエール・ガスリー 「9番手は悪い結果ではない」
アルピーヌF1チームは、2023年F1オーストラリアGPの予選で、ピエール・ガスリーが9番手、エステバン・オコンが11番手だった。

アルピーヌはFP3でソフトタイヤを履き、予選では上位に食い込むと思われた。しかしQ2の終盤になると、オコンはトラフィックに阻まれ、タイムが伸び悩む。その結果、0.007秒差でQ3進出を逃したが、ガスリーはトップ10入りを果たし、今季初めてチームメイトを上回るタイムをマークした。

エステバン・オコン(11番手/1分17秒768)
「残念ながら、良い一日になると思っていたのに、悔しい結果に終わってしまった。Q3進出を狙えるだけのペースがあったのに、最後のQ2進出ラップで最終2コーナーでトラフィックに遭遇してしまい、タイムをロスしてしまった。それがなければ、良いセッションだっただけに、コンマ数秒を失ったのは僕の責任だ。でも、パフォーマンスは十分だし、トップ10のすぐ外からスタートということで、ポジティブな要素もたくさんある。現時点ではすべてのクルマが非常に接近しているので、エキサイティングなレースになるはずだ。まだ勝負できることはいろいろあるし、今は明日のレースで最大限の力を発揮することに集中している」

エステバン・オコン アルピーヌF1チーム オーストラリアGP

ピエール ガスリー(9番手/1分17秒675)
「今日の予選で9番手を獲得できたことは、たとえコンマ数秒残っていると感じていたとしても、悪い結果ではなかったと言えるだろう。周回を重ねるごとに良くなっていき、メルボルンでは初めてのQ3進出を果たすことができたのは嬉しい。タイヤを十分なウィンドウに入れるのがとても難しく、1周ごとに改善し続ける必要があった。明日のレースは、ほとんどのチームがロングランペースについてあまり知識がないため、興味深いものになるだろう。9番手からのスタートで何ができるかを考え、できるだけ多くのポイントを獲得できるようベストを尽くしたい」

ピエール・ガスリー アルピーヌF1チーム オーストラリアGP

アラン・パーメイン(スポーティング・ディレクター)
「今日は間違いなく2台のマシンがQ3に進出できるペースがあったので、エステバンがQ2で敗退したことでそれを達成できなかったのは残念だ。フリープラクティス3では、マシンが着実に改善されており、力強い走りができた。主な課題は、タイヤを最適な作動ウィンドウに入れることだった。涼しいコンディションでは、特にトリッキーになった。タイヤの温度が上がるにつれ、周回を重ねるごとに改善できるように見えたので、今日は3回のプッシュラップで燃料を補給し、ラップタイムを短縮していく戦略をとった。もちろん、我々は9番と11番手よりも上位を確保するために、パッケージを最大限に活用するための努力を続けていく。しかし、当面の焦点は明日のレースであり、2台ともポイント圏内に入れるポテンシャルがあることは間違いない」

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