アルピーヌF1チーム代表 「アロンソの離脱はプレスリリースで知った」
アルピーヌF1チームの代表を務めるオトマー・サフナウアーは、フェルナンド・アロンソが今シーズン限りでチームを離脱することを「プレスリリースで知った」と明かした。

F1ハンガリーGP決勝の翌日となる8月1日(月)、アストンマーティンF1チームは、2023年から複数年契約でフェルナンド・アロンソが加入することを発表した。今シーズン限りでF1から引退するセバスチャン・ベッテルの後任として、アロンソはランス・ストロールと組むことになる。

フェルナンド・アロンソとアルピーヌF1チームとの現行契約は2022年末までとなっていた。

F1ジャーナリストのアダム・クーパーは「少なくとも日曜日の夜の最後のアロンソとのチャットでは、彼らはまだアロンソがとどまると考えていた」と伝えている。

フェルナンド・アロンソは、契約を今シーズン以降に延長することについてアルピーヌF1チームと話し合っており、オトマー・サフナウアーは、両当事者が合意の最終段階に「非常に近づいている」ことを明らかにしていた。したがって、アロンソとアストンマーティンF1との複数年契約は晴天の霹靂だった。

「私はフェルナンドが我々と一緒に続けることを非常に確信していた。そして、それは誠実さと正直さで語られていた」とオトマー・サフナウアーは語った。

「それがまさに当時私が信じていたことだ…我々はかなり長い間フェルナンドと話し合っていいたし、契約の成立に非常に近づいていた」

「彼の弁護士は、目立ったいくつかのマイナーな点だけであり、我々のところに戻ってくると言っていた、私はそうだと信じていた。そして、彼が去る前に、私はすぐに署名することを彼に確認し、彼は『僕は他の誰とも署名していないので心配しないでほしい。僕たちは今後数日でこれを続ていく』と言っていた」

「そして翌朝、私も目が覚めた…実はリリース前に目が覚めていたが、翌朝、アストンマーティンからのリリースを見た。我々は非常に緊密であり、双方で公正な連絡を取っていると私は思っていた。フェルナンドもそうしていたが、彼はその後何か他のことをすることに決めたようだ」

アストンマーティンのプレスリリースで、フェルナンド・アロンソがチームを去ることを知ったのかと質問されたオトマー・サフナウアーは「それが私が最初に確認したものだ」と認めた。

「もちろん、我々がパドックにいるときには、あらゆる種類の噂があり、アストンが興味を持っているという噂を聞いていた」

「そして、ここで彼らが興味を持っている場合、おそらく話し合いが行われ、私も何度か同じモーターホームから出て行くのを目にしたが、話し合いが行われたことを示す他の兆候がいくつかあった」

「だが、話し合いがあったしても、探索することに何の問題はなく、我々は非常に親密だと確信していた」

「そうだ。私が最初に確認したのはプレスリリースだった。質問をしたが『ノー、ノー、何もサインはしていない』と言われていたので、少し驚いた」

このインタビューの段階では、アルピーヌF1チームはフェルナンド・アロンソの後任探しを開始し、オトマー・サフナウアーは彼らのリザーブドライバーと2021年のF2チャンピオンであるオスカーピアストリが2023年のエステバン・オコンとパートナーを組むチームのリストのトップであると述べていた。

「こえは月曜日に起こったばかりだ。今は火曜日だ」とオトマー・サフナウアーは冗談交じりで語った。

「彼のマネージャー(元F1ドライバーのマーク・ウェバー)はオーストラリアにいて、少し時差があるが、私はマークを捕まえようとしているし、彼にいくつかのテキストメッセージといくつかのメールを書いたので、少し時間がかかる。しかし、その通りだ。オスカーは我々の最優先候補であり、それが私たちがやろうとしていることだ」

その後、アルピーヌF1チームは、フェルナンド・アロンソの後任として2023年にリザーブドライバーのオスカー・ピアストリをレースシートに昇格することを発表。

しかし、オスカー・ピアストリは、2023年にアルピーヌF1チームと契約を結んでいないと主張。「運転するつもりはない」と断言している。

かつて2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソを失い、3年間にわたって投資してきたオスカー・ピアストリにも逃げられようとしているアルピーヌF1チームに何が起こっているのか・・・。

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カテゴリー: F1 / アルピーヌF1チーム / フェルナンド・アロンソ