アルファタウリF1、2023年は角田裕毅とニック・デ・フリースで確定?
アルファタウリF1の2023年のドライバーラインナップは角田裕毅とニック・デ・フリースで固まった可能性がある。

ドミノ効果はゆっくりと形になるつつあるのかもしれない。F2チャンピオンを獲得してから3年、ニック・デ・フリースは2023年にようやくF1シートを手に入れようとしている。今週の金曜日、Motorsport-magazin.comは、デ・フリースがオーストリアのグラーツ近郊のヘルムート・マルコの会社で目撃されたことを報道。

そして、AUTO hebdoは、27歳のニック・デ・フリースが2023年のアルファタウリとのコラボレーションについて話し合うためにグラーツにいたとし、ヘルムート・マルコと2023年に角田裕毅のチームメイトとしてアルファタウリに加入することで同意したと伝えている。

アルピーヌF1チームは、ピエール・ガスリーを非常に明確に狙っているが、ヘルムート・マルコは、移籍金と彼の代役を見つけることを条件に、2023年の契約からガスリーをリリースする準備ができていることを示していた。

数週間、レッドブルは22歳アメリカ人ドライバーであるコルトン・ハータをアルファタウリに入れたいと考えていたが、FIA(国際自動車連盟)がF1スーパーライセンスの免除を認めなかったことでその計画を断念した。ハータは、F1スーパーライセンスに必要な40ポイントのうち、32ポイントしか持っていなかった。

F1イタリアGPでウィリアムズで9位入賞を果たすという見事なパフォーマンスのおかげで、ニック・デ・フリースはチャンスをつかみ、要求の厳しいヘルムート マルコに 2023 年に向けて彼を信頼するよう説得することができた。

いずれにせよ、アルピーヌF1チームとピエール・ガスリーのビジネスを行うための代役が見つかった。主な障害がなくなったことで、そちら側の交渉も進展をみせるはずだ。

ニック・デ・フリースが何をするかを待ち望んでいたウィリアムズは、2023年にニコラス・ラティフィの後任の可能性についてより明確に見ることができ、ウィリアムズ・レーシングのアメリカ人オーナーであるドリルトン・キャピタルは、近年F2 とF3で複数の勝利を挙げているアメリカ人ドライバーのローガン・サージェントを起用するという考えに反対しない。

ウィリアムズ ドライバー アカデミーのメンバーであるフロリダ州)出身のローガン・サージェントは、オースティンで開催されるアメリカGP のフリープラクティス1 でドライブすることにより、グランプリ週末デビューを果たす。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / 角田裕毅 / ニック・デ・フリース